このページでは、鍋島氏(藤原氏北家・藤成流)・直朝流の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
鍋島氏・直朝流(肥前国鹿島藩主)の略系図
1 直朝→鍋島直朝~直郷の系図
5 直煕→鍋島治茂の系図
6 直宜→鍋島直宜~直彬の系図
鍋島直朝~直郷の系図
鍋島直朝(なおとも)/茂継(しげつぐ)【1622-1709】〔養父:鍋島正茂(→鍋島忠茂~直孝の系図)〕
肥前国鹿島藩主。
祖父 直茂→鍋島経直~直茂の系図
父 勝茂→鍋島勝茂の系図
祖父 徳川家康→徳川家康の系図
妻 鍋島彦千代
子 挌峰/直孝
母は『寛政重修諸家譜』による。
妻 花山院定好の娘〔養父:鷹司信尚(→鷹司信房~教平の系図)〕
妻の父 花山院定好→花山院定煕・定好の系図
子 文丸
母は『鍋嶋家譜(肥前鹿島)』による。
妻 木庭茂吉の娘
子 中将・朝清・朝則
母は『鍋嶋家譜(肥前鹿島)』による。
妻 永野氏
子 直朝の娘
母は『寛政重修諸家譜』による。
妻 筒井氏
子 直朝の娘
母は『寛政重修諸家譜』による。
子 辰之助〔養父:勝屋茂将〕
鍋島直条(なおえだ)/直隆(なおたか)【1655-1705】
鹿島藩主。母は『鍋嶋家譜(肥前鹿島)』による。
妻 鍋島千代
実は鍋島直澄(→鍋島直澄~直称の系図)の娘。
妻の父 鍋島光茂→鍋島忠直・光茂の系図
子 直条の息子・子 直条の娘(2人)
母は『寛政重修諸家譜』による。
子 直条の娘(2人)(『寛政重修諸家譜』による。)
妻 鎌田浄泰寺の娘
子 朝英
母は『鍋嶋家譜(肥前鹿島)』による。
妻 中野里津
子 英丸・茂之・子 直条の娘
母は『鍋嶋家譜(肥前鹿島)』による。
妻 立川常
子 直→鍋島忠直・光茂の系図
妻 斎藤伝右衛門の娘
子 堅武
母は『鍋嶋家譜(肥前鹿島)』による。
子 直条の息子・子 直条の娘(3人)(『寛政重修諸家譜』による。)
鍋島直堅(なおかた)【1695-1727】
鹿島藩主。母は『鍋嶋家譜(肥前鹿島)』による。
子 直年
母は『寛政重修諸家譜』による。
鍋島直郷(なおさと)/直告(なおつぐ)【1718-1770】
鹿島藩主。母は『寛政重修諸家譜』による。
妻 鍋島清
鍋島直英(→鍋島元茂~直英の系図)の娘。
子 直煕→鍋島治茂の系図
孫 直宜→鍋島直宜~直彬の系図
鍋島直煕の系図
鍋島直煕/治茂→鍋島治茂の系図
鹿島藩主。後に佐賀藩主を継いだ。
鍋島直宜~直彬の系図
鍋島直宜(なおよし)【1762-1819】(以下、『鍋嶋家譜(肥前鹿島)』による。)
鹿島藩主。実は鍋島直員(→鍋島直員~直虎の系図)の子。
祖父 直郷→鍋島直朝~直郷の系図
父 直煕→鍋島治茂の系図
妻 鍋島悌
鍋島直煕(→鍋島治茂の系図)の娘。
子 英千代/澄
妻 相良琴
子 宮/幾
鍋島直彜(なおのり)【1793-1826】
鹿島藩主。実は鍋島治茂(→鍋島治茂の系図)の子。
妻 鍋島篤
鍋島直愈(→鍋島直員~直虎の系図)の娘。
子 直晴〔養父:鍋島直永〕
子 季/公
鍋島直永(なおなが)【1813-1854】
鹿島藩主。実は鍋島斉直(→鍋島斉直~直大の系図)の子。
妻 鍋島朝
子 直彬〔養父:鍋島直賢〕
子 菊→鍋島直員~直虎の系図
妻 伊東重貞の娘
子 穣子→鍋島直恒~直紀の系図
鍋島直晴(なおはる)【1821-1839】
鹿島藩主。実は鍋島直彜の子。
鍋島直賢(なおさが)【1834-1859】
鹿島藩主。実は鍋島斉直(→鍋島斉直~直大の系図)の子。
鍋島直彬(なおよし)【1843-1915】
鹿島藩主。実は鍋島直永の子。維新後は沖縄県令などを勤めた。
妻 鍋島藹
鍋島直与(→鍋島直恒~直紀の系図)の娘。
妻の父 鍋島直正→鍋島斉直~直大の系図
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。