このページでは、伊達氏(藤原氏北家・魚名流)・宗純流の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
伊達氏・宗純流(伊予国吉田藩主)の略系図
1 宗純→伊達宗純~村信の系図
5 村賢→伊達村賢~村敬の系図
伊達宗純~村信の系図
伊達宗純(むねずみ)【1636-1708】
伊予国吉田藩主。父秀宗から3万石を分与された。
妻 酒井満子
酒井忠勝(→酒井忠勝~忠真・忠俊~忠盈の系図)の娘。
子 小次郎(『伊達家譜(伊予吉田)』による。)
子の夫 京極高金→京極高広・高勝~高平の系図
子の夫 池田由道→池田由道の系図
伊達宗保(むねやす)/宗義(むねよし)/宗重(むねしげ)【1673-1693】
吉田藩主。
妻 田村熊
田村建顕(→田村建顕の系図)の娘。
夫 田村誠顕→田村誠顕の系図
伊達村豊(むらとよ)/宗春(むねはる)/成任(しげとう)【1682-1737】
吉田藩主。実は伊達宗職(→伊達秀宗の系図)の子。
妻 青山忠重の娘
妻の父 青山忠重→青山宗俊~忠重の系図
妻 赤坂氏
子 村澄(むらずみ)【1717-1735】
子 徳行/成直
子 村豊の娘
戸沢正諶に嫁ぐ予定であった。
妻 滝氏
子 上杉義枝〔養父:上杉知義〕→上杉義枝の系図
子 成要/信英
妻 西村氏
子 成房/成章〔養子:伊達村信の娘〕
子 成朝〔養父:久徳成祐〕
子 久定〔養父:恒川久品〕
子 村豊の娘〔養父:久徳成祐〕(『伊達家譜(伊予吉田)』による。)
子 金之助・虎竹・藤十郎・藤四郎・子 村豊の娘(『伊達家譜(伊予吉田)』による。)
伊達村信(むらのぶ)/村冬(むらふゆ)【1720-1765】
吉田藩主。
妻 諏訪忠虎の娘
妻の父 諏訪忠虎→諏訪忠虎の系図
妻 丹羽氏
子 村賢・孫 村芳→伊達村賢~村敬の系図
子の夫 南部信依→南部信興~信順の系図
妻 木谷氏
子 常辰〔養父:松田常盛〕
子の夫 上杉義寿→上杉義寿の系図
妻 清見氏
子 村信の娘〔養父:伊達成房〕
子の夫 小笠原長有→小笠原長定~長有の系図
伊達村賢~村敬の系図
伊達村賢(むらやす)【1745-1790】
吉田藩主。『寛政重修諸家譜』によれば、村田氏を母とする娘が1人、柴田氏を母とする娘が1人いる。
祖父 村豊・父 村信→伊達宗純~村信の系図
妻 京極高慶の娘
妻の父 京極高慶→京極高通~高典の系図
夫 藤堂良峰→藤堂嘉長~良真の系図
妻 村田氏
子 村高(むらたか)【1772-?】
子 侶丸・村賢の息子・子 村賢の娘(3人)(『伊達家譜(伊予吉田)』による。)
子の夫 九鬼隆郷→九鬼隆貞~隆備の系図
子の夫 毛利広鎮→毛利広寛~元蕃の系図
伊達村芳(むらよし)【1778-1820】(以下、『伊達家譜(伊予吉田)』による。)
吉田藩主。藩校時観堂を創設した。『寛政重修諸家譜』によれば、久世満喜子を母とする娘が1人いる。
妻 久世満喜子(まきこ)【?-1851】
久世広明(→久世暉之・広明の系図)の娘。歌人として活躍した。
子 柳之助
母は『寛政重修諸家譜』による。
子 村芳の娘〔養父:伊達修理〕
子の夫 久世広運→久世広誉~広業の系図
伊達宗翰(むねもと)/寿成【1796-1845】
吉田藩主。実は伊達村寿(→伊達村寿・宗紀の系図)の子。
伊達宗孝(むねみち)【1821-1899】(以下、『華族系譜』による。)
吉田藩主。実は山口直勝(→山口直勝の系図)の子。
妻 島津忠徹の娘
妻の父 島津忠徹→島津忠徹の系図
子 鎨→松平斉典~直方の系図
子 元【1864-?】
子 応【1866-1875】
子 登貴【1870-?】
子 富貴【1880-?】
伊達宗敬(むねよし)【1851-1876】
吉田藩主。実は山口直信の子。
妻 伊達信【1851-1879】
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。