このページでは、一柳氏(越智氏)・直頼流の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
一柳氏・直頼流(伊予国小松藩主)の略系図
1 直頼→一柳直頼~頼邦の系図
5 頼寿→一柳頼寿~頼明の系図
一柳直頼~頼邦の系図
一柳直頼(なおより)【1602-1645】
伊予国小松藩主。
祖父 直高・父 直盛→一柳宣高~末礼・直澄~直里の系図
妻 小出吉親の娘
妻の父 小出吉親→小出吉親の系図
子 小出吉直〔養父:小出吉親〕→小出吉直の系図
一柳直治(なおはる)【1642-1716】
小松藩主。母は『寛政重修諸家譜』による。
妻 分部嘉治の娘
妻の父 分部嘉治→分部嘉治の系図
子 直堅〔養父:一柳頼徳〕
子 治良(以下、『寛政重修諸家譜』による。)
孫 頼邦〔養父:一柳頼徳〕
孫 直僖〔養父:一柳直長〕→一柳直重・直興・直照~直郷の系図
子の夫 杉浦正職→杉浦正職の系図
一柳頼徳(よりのり)/直泰(なおやす)/直郷(なおあきら)【1666-1724】
小松藩主。
子 直堅(なおかた)【1680-1705】
実は一柳直治の子。
子の夫 成瀬正武→成瀬正武の系図
一柳頼邦(よりくに)/治達(はるたつ)【1695-1744】
小松藩主。実は一柳治良の子。
子 頼寿・孫 頼欽→一柳頼寿~頼明の系図
子 直義〔養父:一柳直正〕→一柳宣高~末礼・直澄~直里の系図
子の夫 杉浦正知→杉浦正知の系図
孫の夫 渡辺胤→渡辺均~直・保~胤の系図
一柳頼寿~頼明の系図
一柳頼寿(よりかず)/頼長(よりなが)/頼澄(よりずみ)【1733-1784】
小松藩主。
祖父 頼徳・父 頼邦→一柳直頼~頼邦の系図
子 頼忠(よりただ)【1752-1770】
子 土屋昌寿〔養父:土屋昌兪〕→土屋昌寿の系図
子 村越成芳〔養父:村越房成〕→村越成芳の系図
子 頼寿の娘(3人)(『華族系譜』による。)
子の夫 一柳直里→一柳宣高~末礼・直澄~直里の系図
子の夫 渡辺胤→渡辺均~直・保~胤の系図
子の夫 神尾元喬→神尾元喬の系図
子の夫 曲直瀬恒幸→曲直瀬恒幸の系図
子の夫 赤井為直→赤井為直の系図
子の夫 根来喜内・喜多川久保(『華族系譜』による。)
孫 頼紹〔養父:一柳頼親〕
一柳頼欽(よりよし)/頼恭(よりゆき)【1753-1796】
小松藩主。『寛政重修諸家譜』によれば、母を一柳末栄の娘とする娘が1人いる。
妻 牧野惟成の娘
妻の父 牧野惟成→牧野惟成の系図
夫 松平正愛→松平正朝~正卜の系図
妻 一柳末栄の娘
妻の父 一柳末栄→一柳直昌~末栄の系図
夫 松平康盛→松平忠充~康豊の系図
子 親賢〔養父:松野助紐〕
子 親長【1792-1810】
子 頼欽の娘(『華族系譜』による。)
子の夫 戸田光一→戸田光直~光一の系図
子の夫 石尾〓二郎
〓は「金」+「宣」。
一柳頼親(よりちか)【1791-1832】
小松藩主。
妻 秋月種徳の娘
妻の父 秋月種徳→秋月種徳の系図
一柳頼紹(よりつぐ)【1822-1869】(以下、『華族系譜』による。)
小松藩主。実は一柳寿重・村越茂助の子。
妻 秋月益
秋月種任(→秋月種任の系図)の娘。
子 紹念【1860-?】
子 栄→一柳末英~末徳の系図
一柳頼明(よりあき)【1858-1920】
小松藩主。
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。