このページでは、Illustrator(イラレ)で鹿の子文様(鹿の子紋)のパターンを作る方法の一例を紹介します。
鹿の子の作り方
角丸長方形と円を描く
[角丸長方形ツール]で角丸長方形を描き、[楕円形ツール]で角丸長方形の中心部分に円を描きます。描いたら、[パスファインダー]パネルの[前面オブジェクトで型抜き]ボタンで、円の部分をくり抜きます。
ラフを適用する
[アピアランス]パネルの[新規効果を追加]→[パスの変形]→[ラフ]でラフを適用します。
パーツをコピーする
動きをつけるために、パーツをコピーして並べます。
動きをつける
パーツを回転したり、アンカーポイントを追加したりすることで、全体に動きをつけます。
スウォッチに登録する
[長方形ツール]で繰り返しとなる部分を囲んだ透明な長方形を描きます。この長方形を最背面に移動したうえで、すべてのパーツを選択し、[スウォッチ]パネルにドラッグして、スウォッチに登録すれば完成です。
より詳しくは……
フリー素材として、ここで作ったIllustratorのデータ(CS6のaiファイル)をダウンロードいただけます。利用にあたっては、フリー素材の利用についてをご一読ください。
このページで紹介した文様のより詳しい工程やその他の和柄の作り方については、kindleで紹介しています。是非ご覧ください。
リンク
和柄を作成する際に参照しました。多くの和柄や中国伝統の文様が紹介されています。
リンク
有職文様を作成する際にはこちらも参照しました。有職文様のカラー写真が多数掲載されています。
リンク
有職文様に関して詳しく解説されており、図版だけでなく史料も掲載されています。