このページでは、一橋徳川家(清和源氏・義国流)の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
一橋徳川家(御三卿)の略系図
1 宗尹→一橋宗尹の系図
2 治済→一橋治済の系図
3 斉敦→一橋斉敦~茂栄の系図
一橋宗尹の系図
一橋宗尹(むねただ)【1721-1764】
一橋家当主。御三卿の一橋徳川家の祖。
祖父 家継→徳川綱吉~家継の系図
父 吉宗→徳川吉宗の系図
祖父 谷口正次→谷口正次の系図
妻 一条顕子
一条兼香(→一条教輔~道香の系図)の娘。
子 松平重昌〔養父:松平宗矩〕→松平宗昌~茂昭の系図
子 仙之助【1743-1752】
妻 細田氏
子 松平重富〔養父:松平重昌〕→松平宗昌~茂昭の系図
子 治済→一橋治済の系図
孫 斉敦→一橋斉敦~茂栄の系図
子 黒田治之〔養父:黒田継高〕→黒田治之~長知の系図
子 鎌三郎【1757-1773】
子 保姫→島津重豪の系図
一橋治済の系図
一橋治済(はるさだ)【1751-1827】
一橋家当主。
妻 在子女王
公仁親王(→公仁親王の系図)の王女。
妻 お富の方【?-1817】
岩本正利(→岩本正利の系図)の娘。
子 徳川家斉〔養父:徳川家治〕→徳川家斉の系図
子 斉敦・孫 斉礼→一橋斉敦~茂栄の系図
妻 丸山氏
子 治国【1776-1793】
子の妻 二条彰子
二条治孝(→二条治孝~斉敬の系図)の娘。
孫 徳川斉朝〔養父:徳川宗睦〕→徳川宗睦~義宜の系図
子 黒田斉隆〔養父:黒田治高〕→黒田治之~長知の系図
子 田安斉匡〔養父:田安治察〕→田安治察~亀之助の系図
子 松平義居〔養父:松平勝当〕→松平義敏~義和の系図
子 雄之助【?-1779】
子 久之助【1798-1806】
子 松平本之丞〔養父:松平治好〕→松平宗昌~茂昭の系図
子 庸姫【1774-1783】
子 満姫【1782-1785】
子 輝姫【1785-1791】
子の夫 細川斉樹→細川斉茲~護久の系図
一橋斉敦~茂栄の系図
一橋斉敦(なりあつ)【1780-1816】
一橋家当主。
祖父 宗尹→一橋宗尹の系図
父 治済→一橋治済の系図
祖父 岩本正利→岩本正利の系図
妻 二条脩子
二条治孝(→二条治孝~斉敬の系図)の娘。
子 備千代【1803-1804】
子 信之助【1813-1814】
子 樹姫【?-1799】
子 幹姫→有馬頼徳~頼咸の系図
子 英姫→島津斉彬の系図
子 吉姫【?-1806】
子 栄姫→奥平昌高~昌邁の系図
一橋斉礼(なりのり)【1803-1830】
一橋家当主。
妻 田安近姫【1800-1830】
田安斉匡(→田安治察~亀之助の系図)の娘。
一橋斉位(なりくら)【1818-1837】
一橋家当主。実は田安斉匡(→田安治察~亀之助の系図)の子。
妻 徳川永姫
徳川家斉(→徳川家斉の系図)の子。
一橋慶昌(よしまさ)【1825-1838】
一橋家当主。実は徳川家慶(→徳川家慶~慶喜の系図)の子。
一橋慶寿(よしとし)【1823-1847】
一橋家当主。実は田安斉匡(→田安治察~亀之助の系図)の子。
妻 直子女王(つねこ)【1830-1893】
貞敬親王(→貞敬親王の系図)の王女。
妻 一条美知子
一条忠香(→一条忠良~実良の系図)の娘。
一橋昌丸(まさまる)【1846-1847】
一橋家当主。実は徳川斉荘(→徳川宗睦~義宜の系図)の子。
一橋慶喜→徳川家慶~慶喜の系図
一橋家当主。後に15代将軍になった。
一橋茂栄/茂徳→徳川宗睦~義宜の系図
一橋家当主。当初は美濃国高須藩主・尾張国名古屋藩主となった。
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。