このページでは、村上源氏の系図を掲載しています。系図は、直系２親等・配偶者・姻族１親等の人物を目安に作成しています。
村上源氏の略系図
１－Ａ１ 為平親王→為平親王の系図
１－Ａ２ 顕定→源顕定の系図
２ 具平親王→具平親王の系図
３ 師房→源師房の系図
３－Ａ１ 俊房→源俊房の系図
３－Ａ２ 師頼→源師頼の系図
３－Ａ３ 師時→源師時の系図
３－Ａ４ 師光→源師光の系図
３－Ｂ 師忠→源師忠の系図
３－Ｃ 広綱→源広綱の系図
４ 顕房→源顕房の系図
４－Ａ 顕仲→源顕仲の系図
４－Ｂ 雅俊→源雅俊の系図
４－Ｃ１ 国信→源国信の系図
４－Ｃ２ 信時→源信時・顕信の系図
４－Ｃ３ 清信→源清信の系図
４－Ｄ１ 信雅→源信雅・雅仲の系図
４－Ｄ２ 有雅→源有雅の系図
４－Ｅ１ 雅兼→源雅兼の系図
４－Ｅ２ 雅綱→源雅綱の系図
４－Ｅ３ 雅頼→源雅頼の系図
４－Ｅ４ 定房→源定房の系図
４－Ｅ５ 兼忠→源兼忠の系図
４－Ｅ６ 定忠→源定忠～季則の系図
４－Ｅ７ 頼則→源頼則の系図
為平親王の系図
為平親王（ためひら）【952-1010】
源高明の娘と結婚したため、冷泉天皇受禅の際に立太子を避けられた。
祖父 醍醐天皇→醍醐天皇・朱雀天皇の系図
父 村上天皇→村上天皇の系図
祖父 藤原師輔→藤原師輔の系図
妻 源高明の娘
妻の父 源高明→源高明の系図
子 婉子女王→冷泉天皇・花山天皇の系図
子 恭子女王（きょうし）【984-？】
斎宮。
子 源憲定（のりさだ）【？-1017】
従三位。
孫 公綱／公経
実は源成信（→村上天皇の系図）の子。
孫の夫 藤原頼通→藤原頼通の系図
子 源頼定（よりさだ）【977-1020】
参議。
子の妻 橘輔政の娘
子の妻の父 橘輔政→橘輔政の系図
曾孫 頼賢
父は源頼定とも。
曾孫 国房
国房の子の夫 寛雅→源雅俊の系図
子の妻 藤原元子→円融天皇・一条天皇の系図
子の妻 藤原綏子→三条天皇の系図
子の妻 藤原有国の娘
子の妻の父 藤原有国→藤原有国の系図
子 源為定（ためさだ）
子 源顕定→源顕定の系図
子 源教定（のりさだ）
子 源敦定（あつさだ）
子の夫 具平親王→具平親王の系図
孫 源師房→源師房の系図
源顕定の系図
源顕定（あきさだ）【？-1023】
祖父 村上天皇→村上天皇の系図
父 為平親王→為平親王の系図
祖父 源高明→源高明の系図
妻 源済の娘
子 資定【？-1070】
母は源俊（→源定の系図）の娘とも。
子の妻 藤原家業の娘
子の妻の父 藤原家業→藤原有国の系図
曾孫 有元〔養父：大江匡房（→大江匡房～維光の系図）〕
有元孫 盛賢／信隆
有政孫 宗賢
父は源有宗とも。
曾孫の夫 白河天皇→白河天皇の系図
曾孫の夫 藤原実兼→藤原実兼・通憲の系図
曾孫の夫 源義国→源義国・義忠の系図
曾孫の子 足利義康→足利義康・義兼の系図
孫の夫 藤原信長→藤原信長の系図
子 頼定／頼貞
子の夫 藤原実家→藤原資業の系図
具平親王の系図
具平親王（ともひら）【964-1009】
子孫は村上源氏として栄えた。後中書王と称された。
祖父 醍醐天皇→醍醐天皇・朱雀天皇の系図
父 村上天皇→村上天皇の系図
祖父 代明親王→代明親王の系図
妻 為平親王の娘
妻の父 為平親王→為平親王の系図
子 嫥子女王→藤原教通の系図
子 源師房→源師房の系図
孫 俊房→源俊房の系図
孫 顕房→源顕房の系図
孫 師忠→源師忠の系図
孫 広綱→源広綱の系図
子 隆子女王→藤原頼通の系図
子 祇子女王→円融天皇・一条天皇の系図
子 藤原頼成〔養父：藤原伊祐〕→藤原頼成の系図
源師房の系図
源師房（もろふさ）／資定【1008-1077】〔養父：藤原頼通（→藤原頼通の系図）〕
右大臣。土御門右大臣と号された。日記は『土右記』。
祖父 村上天皇→村上天皇の系図
父 具平親王→具平親王の系図
祖父 為平親王→為平親王の系図
妻 藤原尊子（そんし）〔養父：藤原頼通（→藤原頼通の系図）〕
藤原道長（→藤原道長の系図）の娘。
子 俊房→源俊房の系図
孫 師頼→源師頼の系図
孫 師時→源師時の系図
子 顕房→源顕房の系図
孫 雅実→源雅実・雅定の系図
孫 顕仲→源顕仲の系図
孫 雅俊→源雅俊の系図
孫 国信→源国信の系図
孫 信雅→源信雅・雅仲の系図
孫 雅兼→源雅兼の系図
妻 藤原頼宗の娘
妻の父 藤原頼宗→藤原頼宗の系図
子 師忠→源師忠の系図
子 広綱→源広綱の系図
子 仁覚（にんかく）【1045-1102】
天台座主。
子の夫 藤原宗実→藤原頼宗の系図
源俊房の系図
源俊房（としふさ）【1035-1121】〔養父：藤原頼通（→藤原頼通の系図）〕
左大臣。堀川左大臣と号した。皇位継承を巡る政争に敗れたため、村上源氏の主流は顕房の流れに移った。
祖父 具平親王→具平親王の系図
父 師房→源師房の系図
祖父 藤原道長→藤原道長の系図
妻 娟子内親王（けんし）【1032-1103】
後朱雀天皇（→後一条天皇～後冷泉天皇の系図）の皇女。斎王。
妻 源実基の娘
妻の父 源実基→源経房の系図
子 師頼→源師頼の系図
孫 師光→源師光の系図
子 証観（しょうかん）【1067-1136/1137】
妻 源基平の娘
妻の父 源基平→源基平の系図
子 師時→源師時の系図
妻 平重経の娘
子 師俊【1080-1141】〔養父：源師忠（→源師忠の系図）〕
権中納言。
子の妻 源俊頼の娘
子の妻の父 源俊頼→源俊頼の系図
曾孫 公国
実は源雅国（→源国信の系図）の子。
子の妻 源実俊の娘
子の妻の父 源実俊→源師光の系図
孫 師盛
孫の妻 高階仲範の娘
孫の妻の父 高階仲範→高階仲範の系図
孫の夫 源雅国→源国信の系図
孫の夫 藤原頼長→藤原頼長の系図
妻 藤原重房の娘
妻の父 藤原重房→藤原兼隆の系図
子 明海／実運（じつうん）【1105-1160】
醍醐寺座主。兄勝覚にまなんだ。
妻 藤原朝元の娘
妻の父 藤原朝元→藤原朝元の系図
子 勝覚（しょうかく）【1058-1129】
東寺長者。
子 仁寛（にんかん）
輔仁親王の護持僧。鳥羽天皇の暗殺を企てたとして伊豆に流された。
子 俊覚
実は藤原公房（→藤原資房・公房の系図）の子。
子 方子→藤原長実の系図
子の夫 中御門宗俊→中御門宗俊の系図
源師頼の系図
源師頼（もろより）【1068-1139】〔養父：橘俊綱（→橘俊綱の系図）〕
大納言。小野宮大納言と号した。
祖父 師房→源師房の系図
父 俊房→源俊房の系図
祖父 源実基→源経房の系図
妻 藤原通宗の娘
妻の父 藤原通宗→藤原経平の系図
孫 通能
実は源雅兼（→源雅兼の系図）の子。
孫の妻 藤原為経の娘
孫の妻の父 藤原為経→藤原為経・隆信の系図
曾孫 隆宗／兼能
曾孫 真恵
実は藤原宗隆（→藤原孝清～実隆の系図）の子。
妻 藤原忠俊の娘
妻の父 藤原忠俊→藤原良頼の系図
孫の夫 藤原範実→藤原永実・為真の系図
妻 藤原能実の娘
妻の父 藤原能実→藤原能実の系図
子 師光→源師光の系図
妻 藤原令明の娘
妻の父 藤原令明→藤原令明の系図
孫 左京大夫局→土御門天皇の系図
子の夫 高倉重通→高倉重通・家通の系図
子の夫 壬生光隆→壬生光隆の系図
子の夫 藤原為通→藤原伊通の系図
子の夫 藤原顕能→藤原顕能の系図
源師光の系図
源師光（もろみつ）
歌人として活躍したが、官途には恵まれなかった。
祖父 俊房→源俊房の系図
父 師頼→源師頼の系図
祖父 藤原能実→藤原能実の系図
妻 藤原高定の娘
妻の父 藤原高定→藤原定輔～孝博の系図
妻 後白河院安芸
子 具親（ともちか）
歌人。後鳥羽院歌壇で活躍した。
子の妻 藤原雅長の娘
子の妻の父 藤原雅長→藤原雅教・雅長の系図
子の妻 平重時の娘
孫 輔通【1204-1249】
従三位。
曾孫の夫 源雅忠→久我通光の系図
輔通孫 具兼
従三位。
子 後鳥羽院宮内卿（ごとばいんのくないきょう）
歌人。後鳥羽院に仕えた。
子 俊信／泰光【1167-？】
従三位。
源師時の系図
源師時（もろとき）【1077-1136】
権中納言。日記は『長秋記』。
祖父 師房→源師房の系図
父 俊房→源俊房の系図
祖父 源基平→源基平の系図
妻 源師忠の娘
妻の父 源師忠→源師忠の系図
子 師仲（もろなか）【1115-1172】
権中納言。平治の乱で下野に流された。伏見源中納言と号した。
子の妻 光清の娘
子の妻の父 光清→光清の系図
孫 雅仲／定仲
曾孫 定衡／具定
曾孫の子の夫 源長信→源有雅の系図
曾孫 師親／定時
妻 頼俊の娘
子 師任／師季
子の妻 藤原定信の娘
子の妻の父 藤原定信→藤原定実～伊行の系図
子 師行【？-1172】
子の妻 藤原清兼の娘
子の妻の父 藤原清兼→藤原忠清の系図
孫 有房〔養父：源有仁（→源有仁の系図）〕
周防中将と号した。
孫の妻 平忠盛の娘
孫の妻の父 平忠盛→平正盛・忠盛の系図
曾孫 有通／盛房
従三位。母は平清盛（→平清盛の系図）の娘とも。
曾孫の妻 丹波重長の娘
曾孫の妻の父 丹波重長→丹波重長の系図
有通孫 有教（ありのり）【1192-1254】
従二位。
有教の妻 藤原行経の娘
有教の妻の父 藤原行経→藤原俊経・盛経の系図
有教の妻 大中臣能隆の娘
有教の妻の父 大中臣能隆→大中臣能隆の系図
有教の妻 藤原行綱の娘
有教の妻の父 藤原行綱→藤原義経の系図
有通孫 通清／有平
源師忠の系図
源師忠【1054-1114】〔養子：源有隆（→源隆国の系図）〕
大納言。沢大納言・壬生大納言と号した。
祖父 具平親王→具平親王の系図
父 師房→源師房の系図
祖父 藤原頼宗→藤原頼宗の系図
妻 俊長の娘
子 師隆
子の妻 藤原為房の娘
子の妻の父 藤原為房→藤原為房の系図
孫 俊隆／忠隆
孫の妻 藤原為隆の娘
孫の妻の父 藤原為隆→藤原為隆の系図
曾孫 隆暁（りゅうぎょう）【1135-1206】〔養父：一条能保（→一条通重・能保の系図）〕
曾孫 晴俊／明俊
孫 師経
孫の妻 藤原季範の娘
孫の妻の父 藤原季範→藤原季範の系図
曾孫の夫 崇徳天皇→鳥羽天皇～近衛天皇の系図
子の妻 藤原能実の娘
子の妻の父 藤原能実→藤原能実の系図
孫の夫 藤原通基→藤原基頼・通基の系図
曾孫 一条通重→一条通重・能保の系図
曾孫 持明院基家→持明院基家の系図
孫の夫 藤原隆頼→藤原基隆の系図
妻 橘俊綱の娘
妻の父 橘俊綱→橘俊綱の系図
妻 藤原良綱の娘
妻の父 藤原良綱→藤原良綱の系図
夫 藤原師通→藤原師通の系図
子 師長
子の妻 藤原能忠の娘
子の妻の父 藤原能忠→藤原能季の系図
曾孫 師季／忠信
曾孫の夫 楊梅忠行→楊梅重季～経季の系図
子 師俊→源俊房の系図
実は源俊房の子。
子 寛遍（かんぺん）【1100-1166】
仁和寺の僧で、忍辱山流の祖。
子の夫 輔仁親王→後三条天皇の系図
子の夫 源師時→源師時の系図
子の夫 藤原尹時→藤原尹時の系図
孫 師綱→藤原師綱の系図
源広綱の系図
源広綱
実は藤原成国（→藤原貞直～親明の系図）の子。
妻 藤原頼季の娘
妻の父 藤原頼季→藤原為長～頼綱の系図
子 雅光
子の妻 藤原家定の娘
子の妻の父 藤原家定→藤原師基の系図
孫 行忠／忠親
曾孫 季定／親綱
孫の夫 大炊御門忠成→大炊御門忠成の系図
曾孫 光能→大炊御門光能の系図
子 顕俊
父は源師房（→源師房の系図）とも。
源顕房の系図
源顕房（あきふさ）【1037-1094】〔養子：藤原成俊（→藤原頼成の系図）、源顕康（→清仁親王～源顕康の系図）〕
右大臣。六条右大臣と号した。摂関家と親密な関係を結び、順調に昇進した。久我に別荘を営んだ。
祖父 具平親王→具平親王の系図
父 師房→源師房の系図
祖父 藤原道長→藤原道長の系図
妻 源隆子
源隆俊（→源隆国の系図）の娘。
子 雅実・孫 雅定→源雅実・雅定の系図
子 賢子→白河天皇の系図
子 師子→白河天皇の系図・藤原忠実の系図
孫 藤原忠通→藤原忠通の系図
妻 藤原定成の娘
妻の父 藤原定成→藤原定成の系図
子 顕仲→源顕仲の系図
妻 藤原良任の娘
妻の父 藤原良任→藤原季随の系図
子 雅俊→源雅俊の系図
子 国信→源国信の系図
孫 信時→源信時・顕信の系図
妻 藤原伊綱の娘
妻の父 藤原伊綱→藤原実範の系図
子 信雅・孫 雅仲→源信雅・雅仲の系図
子 顕雅（あきまさ）【1074-1136】
権大納言。楊梅大納言と号した。無能を嘲笑された逸話がある。
子の妻 藤原為隆の娘
子の妻の父 藤原為隆→藤原為隆の系図
子の妻 藤原顕季の娘
子の妻の父 藤原顕季→藤原顕季の系図
夫 藤原仲実→藤原仲実の系図
孫 顕定→源雅俊の系図
父は源雅俊とも。
孫の夫 難波頼経→難波頼輔～宗長の系図
曾孫 飛鳥井雅経→飛鳥井雅経～雅孝の系図
妻 藤原惟子
藤原惟綱（→藤原頼成の系図）の娘。
子 雅兼→源雅兼の系図
孫 雅綱→源雅綱の系図
孫 雅頼→源雅頼の系図
孫 定房→源定房の系図
妻 藤原良綱の娘
妻の父 藤原良綱→藤原良綱の系図
子 雅隆
父は源雅兼（→源雅兼の系図）とも。
子 季定〔養父：源信雅〕→源信雅・雅仲の系図
子 定海（じょうかい）【1074-1149】
東寺長者。醍醐寺の僧で初めて大僧正になった。
子 隆覚（りゅうかく）【1074-1158】
子の妻 源俊頼の娘
子の妻の父 源俊頼→源俊頼の系図
孫 定耀〔養父：源雅光（→源雅兼の系図）〕
子の夫 白河天皇→白河天皇の系図
子の夫 藤原師実→藤原師実の系図
源顕仲の系図
源顕仲（あきなか）【1064-1138】
従三位。歌人として活躍したほか、笙もよくした。
祖父 師房→源師房の系図
父 顕房→源顕房の系図
祖父 藤原定成→藤原定成の系図
妻 源俊輔の娘
妻の父 源俊輔→源朝任の系図
子 仲房
子の妻 藤原実宗の娘
子の妻の父 藤原実宗→藤原定任の系図
曾孫 行雅
父は源仲房とも。
孫 行雅
父は源親房とも。
子 忠季／忠房
孫の夫 藤原成親→藤原成親の系図
子 有房（ありふさ）
父は源仲房とも。伯大夫と号した。
子の妻 藤原家範の娘
子の妻の父 藤原家範→藤原師家・家範の系図
子の妻 藤原国定の娘
子の妻の父 藤原国定→藤原有定の系図
夫 源行頼→源光行の系図
孫 宗仲／宗房
曾孫 有季
父は源有仲とも。
子 俊尭／顕智
子 待賢門院堀河（たいけんもんいんのほりかわ）
歌人。令子内親王・待賢門院に仕えた。『百人一首』に歌が収められている。
子 上西門院兵衛（じょうさいもんいんのひょうえ）
歌人。上西門院に従い出家した。
子の夫 源義泰→源義泰の系図
孫 長泰→源長泰の系図
源雅俊の系図
源雅俊【1064-1122】
権大納言。
祖父 師房→源師房の系図
父 顕房→源顕房の系図
祖父 藤原良任→藤原季随の系図
妻 高階為家の娘
妻の父 高階為家→高階為家の系図
子 顕重
子の妻 藤原季仲の娘
子の妻の父 藤原季仲→藤原季仲の系図
子 顕俊
子の妻 藤原惟信の娘
子の妻の父 藤原惟信→藤原永頼の系図
孫 俊兼／光雅
孫 俊子→徳大寺実能の系図
子 顕親【1088-1160】
子の妻 源重資の娘
子の妻の父 源重資→源重光の系図
曾孫 家俊
従三位。
曾孫の妻 源光遠の娘
曾孫の妻の父 源光遠→源光遠の系図
顕親孫 資俊
従三位。
顕親孫 教俊
教俊の子の夫 綾小路信有→綾小路信有～資能の系図
曾孫の妻 藤原成親の娘
曾孫の妻の父 藤原成親→藤原成親の系図
孫の夫 藤原公行→三条実行の系図
妻 藤原国明の娘
妻の父 藤原国明→藤原師基の系図
子 憲俊
子の妻 中御門宗忠の娘
子の妻の父 中御門宗忠→中御門宗忠の系図
孫 公胤（こういん）【1145-1216】
父は行顕とも。
孫 行顕
父は源雅俊とも。
孫の夫 源成雅→源信雅・雅仲の系図
子 顕定〔養父：源雅定（→源雅実・雅定の系図）〕
父は源顕雅（→源顕房の系図）とも。
子の妻 源光行の娘
子の妻の父 源光行→源光行の系図
孫 定宗
孫の妻 藤原資隆の娘
孫の妻の父 藤原資隆→藤原兼隆の系図
孫 宗房〔養父：源定房（→源定房の系図）〕
孫 定遍〔養父：源雅定（→源雅実・雅定の系図）〕
妻 高階公俊の娘
子 元海（げんかい）【1093-1156】
醍醐寺座主。
子 寛雅（かんが）
子の妻 源国房の娘
子の妻の父 源国房→為平親王の系図
孫 俊寛（しゅんかん）
鹿ヶ谷の陰謀により、硫黄島に流された。
曾孫の夫 源国雅→源雅綱の系図
孫の夫・曾孫の夫 平頼盛→平経盛・教盛・頼盛の系図
子 行顕
父は源憲俊とも。
源国信の系図
源国信（くにざね）【1069-1111】
権中納言。堀河天皇の側近で、歌人としても活躍した。坊城中納言と号した。
祖父 師房→源師房の系図
父 顕房→源顕房の系図
祖父 藤原良任→藤原季随の系図
妻 高階泰仲の娘
妻の父 高階泰仲→高階泰仲の系図
子 顕国【1083-1121】
子の妻 仲宣の娘
孫 国通／信顕
父は源国信とも。
子の妻 中御門宗忠の娘
子の妻の父 中御門宗忠→中御門宗忠の系図
孫 恵珍【1117-1169】
子 雅国
子の妻 源師俊の娘
子の妻の父 源師俊→源俊房の系図
孫 公国〔養父：源師俊〕→源俊房の系図
孫 雅慶〔養父：源雅定（→源雅実・雅定の系図）〕
妻 高階経成の娘
妻の父 高階経成→高階敏忠・業遠の系図
子 信時・孫 顕信→源信時・顕信の系図
子 俊国／国能
子 国通／信顕
父は源顕国とも。
子 信子・俊子→藤原忠通の系図
孫 近衛基実→近衛基実の系図
孫 松殿基房→松殿基房の系図
源信時・顕信の系図
源信時【？-1163】
祖父 顕房→源顕房の系図
父 国信→源国信の系図
祖父 高階経成→高階敏忠・業遠の系図
源顕信／国時【1133-？】
正三位。
妻 源雅国の娘
妻の父 源雅国→源国信の系図
子 清信→源清信の系図
子 成信／宗信／顕成
父は源清信（→源清信の系図）とも。
子 顕子→近衛基通の系図
孫 近衛家実→近衛家実・兼経の系図
源清信の系図
源清信【？-1217】
従三位。
祖父 信時・父 顕信→源信時・顕信の系図
祖父 源雅国→源国信の系図
妻 憲頼の娘
子 顕平（あきひら）【1188-1248】
参議。
孫 資平（すけひら）【1223-1284】
権中納言。歌人。家集は『資平集』。
孫の妻 源重助の娘
足助重朝の娘と同一人物か。
曾孫 顕資【？-1317】
参議。母は足助重朝の娘とも。
顕資孫 資栄【？-1317】
参議。
曾孫 親教／師教／師親
従三位。
親教孫 教時／親国
孫の妻 藤原親季の娘
孫の妻の父 藤原親季→藤原親能・定季の系図
曾孫 親平【1255-？】
参議。母は源定平の娘とも。
親平孫 国資
参議。
孫の妻 姉小路顕朝の娘
孫の妻の父 姉小路顕朝→藤原宗隆の系図
孫の妻 足助重朝の娘
源重助の娘と同一人物か。
孫の妻の父 足助重朝→足助重長の系図
曾孫の夫 藤原長嗣→清水谷公定の系図
孫 清兼
父は源清房とも。
妻 藤原惟方の娘
妻の父 藤原惟方→藤原惟方の系図
孫 清兼
父は源顕平とも。
源信雅・雅仲の系図
源信雅／家定【1079-1135】
母は藤原良任（→藤原季随の系図）の娘、藤原良綱（→藤原良綱の系図）の娘とも。
祖父 師房→源師房の系図
父 顕房→源顕房の系図
祖父 藤原伊綱→藤原実範の系図
妻 源国房の娘
妻の父 源国房→源国房・光国の系図
妻 高階為家の娘
妻の父 高階為家→高階為家の系図
子 成雅
父は源季定とも。母は藤原国明（→藤原師基の系図）の娘とも。
子の妻 源憲俊の娘
子の妻の父 源憲俊→源雅俊の系図
子 季定
実は源顕房（→源顕房の系図）の子。
子の夫 藤原頼長→藤原頼長の系図
子の夫 平忠盛→平正盛・忠盛の系図
孫 経盛→平経盛・教盛・頼盛の系図
子の夫 藤原光忠→大炊御門経実の系図
曾孫 右京大夫局→順徳天皇・仲恭天皇の系図
源雅仲
妻 藤原国定の娘
妻の父 藤原国定→藤原有定の系図
子 有雅→源有雅の系図
源有雅の系図
源有雅／雅明
父は源成雅（→源信雅・雅仲の系図）とも。
祖父 信雅・父 雅仲→源信雅・雅仲の系図
妻 藤原家長の娘
子 信定
子の妻 東一条院少納言局
孫 長信／信実
孫の妻 源定衡の娘
孫の妻の父 源定衡→源師時の系図
曾孫 信基／信宗
曾孫の妻 藤原為綱の娘
曾孫の妻の父 藤原為綱→藤原隆範の系図
長信孫 守信／信方
子の妻 藤原兼光の娘
子の妻の父 藤原兼光→藤原兼光の系図
孫の夫 藤原家行→楊梅季行の系図
曾孫 成経／信朝
従三位。
曾孫の夫 九条道家→九条道家の系図
重房孫 顕綱
従三位。
重房孫 顕行
正三位。
顕行の子の夫 藤原冬綱→藤原隆範の系図
源雅兼の系図
源雅兼（まさかね）【1079-1143】
権中納言。歌人。白河院・鳥羽院に重用された。薄雲中納言と号した。
祖父 師房→源師房の系図
父 顕房→源顕房の系図
祖父 藤原惟綱→藤原頼成の系図
妻 源忠宗の娘
子 雅範
子の妻 平兼季の娘
子の妻の父 平兼季→平貞季の系図
子 雅綱→源雅綱の系図
妻 源能俊の娘
妻の父 源能俊→源俊明の系図
子 雅頼→源雅頼の系図
孫 兼忠→源兼忠の系図
子 通能〔養父：源師能〕→源師頼の系図
子 定房→源定房の系図
孫 定忠→源定忠～季則の系図
妻 藤原公基の娘
妻の父 藤原公基→山科実教の系図
子 季房
父は源顕房（→源顕房の系図）とも。
妻 清円の娘
子 雅光
父は源顕房（→源顕房の系図）、源雅定（→源雅実・雅定の系図）とも。
子の妻 源顕仲の娘
子の妻の父 源顕仲→源顕仲の系図
孫 尭仁／尭慶
孫 定耀
実は隆覚（→源顕房の系図）の子。
子 雅隆
父は源顕房（→源顕房の系図）とも。
子の夫 藤原俊盛→藤原顕盛の系図
源雅綱の系図
源雅綱【1107-1143】
妻 基隆の娘
子 国雅
子の妻 俊寛の娘
子の妻の父 俊寛→源雅俊の系図
国雅孫 信雅〔養父：源雅言（→源兼忠の系図）〕
妻 藤原惟信の娘
妻の父 藤原惟信→藤原永頼の系図
子 宗雅（むねまさ）【？-1204】
従三位。
子の妻 光清の娘
子の妻の父 光清→光清の系図
孫 顕兼（あきかね）【1160-1215】
従三位。説話集の『古事談』を編んだ。
孫の妻 高階泰経の娘
孫の妻の父 高階泰経→高階泰経の系図
曾孫 顕清／顕時
孫の妻 藤原範隆の娘
孫の妻の父 藤原範隆→藤原隆時の系図
孫 具兼
父は源顕兼とも。
子の夫 滋野井実国→滋野井実国～実宣の系図
孫 八条公清→八条公清～一条公邦の系図
孫 宰相局→順徳天皇・仲恭天皇の系図
源雅頼の系図
源雅頼（まさより）／雅仲【1127-1190】
権中納言。猪熊源中納言と号した。
祖父 顕房→源顕房の系図
父 雅兼→源雅兼の系図
祖父 源能俊→源俊明の系図
妻 源盛定の娘
妻の父 源盛定→源盛定の系図
子 兼定【1149-1216】
従三位。母は源盛経の娘とも。
孫 定平（さだひら）【？-1225】
従三位。
孫の妻 藤原清範の娘
孫の妻の父 藤原清範→藤原友実・能兼の系図
曾孫 頼兼／具成
孫の妻 疋田以助の娘
孫の妻の父 疋田以助→疋田以助の系図
孫の妻の夫 藤原基輔→藤原道経・鷹司兼基の系図
曾孫 頼信→室町家信の系図
実は藤原長教の子。
孫 兼遍→藤原範光の系図
父は藤原範光とも。
妻 藤原家成の娘
妻の父 藤原家成→藤原家成の系図
子 兼忠→源兼忠の系図
妻 菅原公賢の娘
妻の父 菅原公賢→菅原時登の系図
子 頼房／仲能
子の夫 西園寺公経→西園寺公経の系図
孫 一条実有→一条実有～実連の系図
子の夫 中院通方→中院通方の系図
源兼忠の系図
源兼忠（かねただ）【1160-1209】
権中納言。壬生中納言と号した。
祖父 雅兼→源雅兼の系図
父 雅頼→源雅頼の系図
祖父 藤原家成→藤原家成の系図
妻 持明院基家の娘
妻の父 持明院基家→持明院基家の系図
妻 二条定能の娘
妻の父 二条定能→二条定能の系図
子 雅具／重能【1184-？】〔養父：堀川通具（→堀川通具～基具の系図）〕
権中納言。
子の妻 高階業国の娘
子の妻の父 高階業国→高階業国の系図
孫 雅言（まさこと）【1227-1300】〔養子：信雅（→源雅綱の系図）〕
権大納言。
孫の妻 安倍惟範の娘
曾孫 雅憲／兼世／為世【？-1326】
権中納言。
曾孫の妻 源時経の娘
曾孫の妻の父 源時経→源時賢・有資の系図
雅憲孫 雅康【1286-1347】
権中納言。
雅憲孫 兼頼／雅重
雅憲孫 雅顕【1306-1349】
参議。
雅憲孫 雅秀／雅茂
参議。
雅憲孫 頼言
従三位。父は源雅言とも。
雅守孫 俊言／言俊〔養子：源雅方〕
雅守孫 雅方〔養父：源俊言〕
従三位。
曾孫 忠具／雅忠
親頼孫 厳信〔養父：慶信〕
源定房の系図
源定房（さだふさ）【1130-1188】〔養父：源雅定（→源雅実・雅定の系図）、養子：源宗房（→源雅俊の系図）〕
大納言。堀川大納言と号した。
祖父 顕房→源顕房の系図
父 雅兼→源雅兼の系図
祖父 源能俊→源俊明の系図
妻 藤原家成の娘
妻の父 藤原家成→藤原家成の系図
子 雅行【1168-？】
従三位。
子の妻 藤原実綱の娘
子の妻の父 藤原実綱→三条公教の系図
孫 親行
孫の妻 藤原実綱の娘
孫の妻の父 藤原実綱→三条公教の系図
子 定忠・孫 師季→源定忠～季則の系図
子の夫 大炊御門経宗→大炊御門経宗の系図
子の夫 藤原定輔→水無瀬親信の系図
子の夫 平範国→平範国の系図
子の夫 吉田定経→吉田経房・定経の系図
源定忠～季則の系図
源定忠
妻 二条定能の娘
妻の父 二条定能→二条定能の系図
子 家定【1203-？】
正三位。
孫 為定／時定
曾孫 定親／守忠【1292-？】
従三位。
曾孫 定行／定資
孫の夫 源通世→中院通方の系図
曾孫 定平／良定
従三位。
定成孫 定清（さだきよ）【？-1335】
子 藤原家行〔養父：藤原能季〕→楊梅季行の系図
子の夫 飛鳥井教定→飛鳥井雅経～雅孝の系図
源師季（もろふさ）【1188-？】
正三位。
子の夫 源通行→源通親の系図
源季方（すえかた）／季房（すえふさ）
源季則（すえのり）
子 頼則→源頼則の系図
孫 赤松則景→赤松則景～久範の系図
子 別所頼清（以下、『系図纂要』による。）
子 三枝正頼（『系図纂要』による。）
源頼則の系図
源頼則（よりのり）／頼範（よりのり）
祖父 季方・父 季則→源定忠～季則の系図
子 赤松則景・孫 家範→赤松則景～久範の系図
孫 小幡氏行→小幡氏行～重昌の系図
子 宇野為助／将則（以下、『系図纂要』による。）
為頼孫 国頼
国頼の妻 赤松則村の娘
国頼の妻の父 赤松則村→赤松則村の系図
範重孫 中嶋定明【？-1336】
範重孫 雅資
雅資の子の夫 別所光治→赤松茂則の系図
子 得平頼景（以下、『系図纂要』による。）
頼景孫 行頼／祐治
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系２親等・配偶者・姻族１親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
（オレンジ）……天皇
（緑）……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
（黄）……江戸時代の将軍・藩主
（水色）……その他男性
（ピンク）……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。
