このページでは、西大路家(藤原氏北家・末茂流)の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
西大路家(羽林家)の略系図

1 隆政→西大路隆政~隆範の系図
8 隆郷→西大路隆郷~隆脩の系図
西大路隆政~隆範の系図
西大路隆政(たかまさ)【1267-1332】
従二位。西大路家の祖。
祖父 隆綱・父 隆行→藤原隆衡の系図
祖父 高辻長成→高辻為長~長宣の系図
子 油小路隆蔭→油小路隆蔭~隆秀の系図
子 隆舜・経深(『系図纂要』による。)
西大路隆有/隆頼【1292-1329】
参議。
西大路隆持【1318-1383】
権中納言。
西大路隆仲(たかなか)【1342-1397】
権大納言。
妻 源康成の娘
妻の父 源康成→源康成の系図
子の夫 四条隆直→四条隆郷~隆永の系図
西大路隆躬【?-1406】
西大路隆富【?-1450】
参議。
西大路隆範
参議。隆範の出家により、西大路家は一時中絶する。
子 隆郷・孫 隆平→西大路隆郷~隆脩の系図
西大路隆郷~隆脩の系図
西大路隆郷【1609-1684】(以下、『系図纂要』による。)
実は広橋総光(→広橋兼勝・総光の系図)の子。西大路家を再興した。
祖父 隆富・父 隆範→西大路隆政~隆範の系図
西大路隆平【1647-1687】
実は広橋綏光(→広橋兼賢~貞光の系図)の子。
西大路隆栄【1670-1717】
従三位。
子 隆廉〔養父:西大路隆業〕
西大路隆業/兼業【1681-1732】
参議。
妻 梅小路共方の娘
妻の父 梅小路共方→梅小路定矩~定輯の系図
西大路隆廉【1703-1739】
実は西大路隆栄の子。
妻 桜井兼供の娘
妻の父 桜井兼供→桜井兼里・兼供の系図
西大路隆共(たかとも)【1738-1798】
母は『西大路家譜』による。宝暦事件に連座し、遠慮を命じられた。
子 隆要【1754-1762】
実は山科頼言(→山科頼言~忠言の系図)の子。
西大路隆良/敬之【1756-1796】〔養父:四条隆叙(→四条隆重~隆平の系図)〕
正三位。実は山科頼言(→山科頼言~忠言の系図)の子。
西大路隆明【1780-1846】
参議。
子 隆意〔養父:西大路隆枝〕
子 隆明の息子(3人)・子 隆明の娘(『西大路家譜』による。)
西大路隆枝【1806-1862】
正三位。実は山科忠言(→山科頼言~忠言の系図)の子。
妻 池尻暉房の娘
妻の父 池尻暉房→池尻栄房~胤房の系図
子 隆脩〔養父:西大路隆意〕
孫 隆脩の息子(2人)・孫 理・タケ・隆脩の娘(2人)(『西大路家譜』による。)
子 隆枝の息子〔養父:大岡銭次郎〕(『西大路家譜』による。)
子 隆枝の息子(3人)・子 隆枝の娘(3人)(『西大路家譜』による。)
西大路隆意【1820-1891】
実は西大路隆明の子。
妻 池尻定孝の娘
妻の父 池尻定孝→池尻栄房~胤房の系図
子 常盤・隆意の息子・子 嬉・隆意の娘(『西大路家譜』による。)
西大路隆脩【1834-1895】
実は西大路隆枝の子。
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。