このページでは、綾小路家(宇多源氏)の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
綾小路家(羽林家)の略系図
1 信有→綾小路信有~資能の系図
8 高有→綾小路高有~有胤の系図
11 俊宗→綾小路俊宗~有良の系図
綾小路信有~資能の系図
綾小路信有【1258-1324】
権中納言。綾小路家の祖。
祖父 時賢・父 有資→源時賢・有資の系図
妻 源教俊の娘
妻の父 源教俊→源雅俊の系図
子 有時【?-1318】
参議。
孫 敦雅〔養父:綾小路有頼〕
綾小路有頼【1295-1329】〔養子:綾小路敦雅〕
参議。
妻 藤原光久の娘
妻の父 藤原光久→藤原光家の系図
子 成賢【?-1391】
参議。
綾小路敦有【1322-1400】
参議。
妻 藤原光遠の娘
妻の父 藤原光遠→藤原光家の系図
綾小路信俊【1355-1429】
権中納言。
子 資興【?-1421】
綾小路有俊【1419-?】
権中納言。実は山科教有(→山科教行~教豊の系図)の子。
綾小路俊量【1451-1518】
権中納言。
綾小路資能/資数【1497-?】
子 高有・孫 俊景→綾小路高有~有胤の系図
綾小路高有~有胤の系図
綾小路高有【1595-1644】(以下、『系図纂要』による。)
参議。実は五辻之仲(→五辻諸仲~済仲の系図)の子。中絶していた綾小路家を再興した。
祖父 俊量・父 資能→綾小路信有~資能の系図
妻 上冷泉為満の娘
妻の父 上冷泉為満→上冷泉為満~為清の系図
子 高有の娘(『綾小路家譜』による。)
子の夫 末吉孫左衛門・日置孫左衛門(『綾小路家譜』による。)
綾小路俊景/俊良【1632-1688】
権中納言。
妻 藤谷為賢の娘
妻の父 藤谷為賢→藤谷為賢・為条の系図
子 俊賀【?-1733】(『綾小路家譜』による。)
子 俊景の娘【?-1753】(『綾小路家譜』による。)
子の夫 櫛笥隆賀・隆成→櫛笥隆胤~隆周の系図
子の夫 七条信方→七条隆脩~信睦の系図
子の夫 徳川綱重→徳川家光・家綱の系図
綾小路有胤【1664-1742】
権中納言。
子 俊宗・孫 有美→綾小路俊宗~有良の系図
子 有胤の息子・子 有胤の娘(『綾小路家譜』による。)
子 有胤の娘【?-1741】(『綾小路家譜』による。)
彦山座主有誉に嫁いだ。
子 有胤の娘【?-1745】(『綾小路家譜』による。)
牧野織部に嫁いだ。
子 有胤の娘【?-1776】(『綾小路家譜』による。)
米津大和守に嫁いだ。
子の夫 愛宕通貫→愛宕通福~通致の系図
子の夫 牧野成煕→牧野成煕の系図
綾小路俊宗~有良の系図
綾小路俊宗【1690-1770】
権大納言。
祖父 俊景・父 有胤→綾小路高有~有胤の系図
妻 久世通夏の娘
妻の父 久世通夏→久世通式~通晃の系図
子 倉橋有儀〔養父:倉橋泰孝〕→倉橋有儀の系図
子 俊宗の娘【?-1738】(『綾小路家譜』による。)
本多副紹に嫁ぐ予定であった。
子 俊宗の娘【?-1806】(『綾小路家譜』による。)
子 俊宗の娘【?-1779】(『綾小路家譜』による。)
久志本左京に嫁いだ。
子 俊宗の息子・子 俊宗の娘(『綾小路家譜』による。)
子の夫 本多副紹→本多長教~副元の系図
綾小路有美【1722-1793】
権大納言。
妻 藤波和忠の娘
妻の父 藤波和忠→藤波和忠の系図
子の夫 岩倉具選→岩倉恒具~具視の系図
綾小路俊資【1758-1833】
権大納言。実は庭田重煕(→庭田重煕~重胤の系図)の子。
妻 広橋賢子
広橋勝胤(→広橋兼廉~勝胤の系図)の娘。
子 有忠【1787-1789】
妻 広幡前秀の娘
妻の父 広幡前秀→広幡長忠~忠礼の系図
子 有久【1793-?】〔養父:金子八十主〕
子 俊資の娘(3人)(『綾小路家譜』による。)
子の夫 岩倉具集→岩倉恒具~具視の系図
綾小路有長【1792-1881】
権大納言。
子 大原重実→大原栄顕~重実の系図
子 俊子→豊岡有尚~健資の系図
子の夫 毛利少輔五郎・山内豊誠(『綾小路家譜』による。)
綾小路俊賢【1824-1854】
従三位。
妻 櫛笥隆起の娘
妻の父 櫛笥隆起→櫛笥隆望~隆韶の系図
子の夫 松平定法→松平定剛~定法の系図
子の夫 金子有卿(『綾小路家譜』による。)
綾小路有良(ありかず)【1849-1907】
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。