このページでは、藤原氏北家・為光流の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
藤原氏北家・為光流の略系図

2 公信→藤原公信~伊信の系図
6 親通→藤原親通の系図
藤原為光の系図
藤原為光(ためみつ)【942-992】
太政大臣。
祖父 忠平→藤原忠平の系図
父 師輔→藤原師輔の系図
祖父 醍醐天皇→醍醐天皇・朱雀天皇の系図
妻 藤原敦敏の娘
妻の父 藤原敦敏→藤原実頼の系図
子 誠信(さねのぶ)【964-1001】
参議。弟斉信が先に昇進したことを恨んで亡くなったとされる。
子 斉信→藤原斉信の系図
子 忯子→冷泉天皇・花山天皇の系図
妻 藤原伊尹の娘
妻の父 藤原伊尹→藤原伊尹・義孝の系図
子 道信(みちのぶ)【972-994】〔養父:藤原兼家(→藤原兼家の系図)〕
歌にすぐれたが、若くして亡くなった。
子の妻 藤原遠量の娘
子の妻の父 藤原遠量→藤原遠量・忠君・遠度・遠基の系図
子 公信・孫 保家→藤原公信~伊信の系図
子 尋覚/尋光
子 儼子→藤原道長の系図
子の夫 藤原義懐→藤原伊尹・義孝の系図
子の夫 源雅信→源雅信の系図
子の夫 藤原隆家→藤原隆家の系図
孫 季定→藤原季定の系図
藤原斉信の系図
藤原斉信(なりのぶ・ただのぶ)【967-1035】〔養子:藤原公信(→藤原公信~伊信の系図)〕
大納言。政務に明るく、一条朝で四納言の一人と称された。
祖父 師輔→藤原師輔の系図
父 為光→藤原為光の系図
祖父 藤原敦敏→藤原実頼の系図
子 経任→藤原懐平の系図
実は藤原懐平の子。養父は藤原実資(→藤原斉敏の系図)とも。
子 斉長/済長
実は藤原為任(→藤原済時の系図)の子。
子の妻 源道成の娘
子の妻の父 源道成→盛明親王~源道成の系図
孫 宣基
孫の妻 藤原共方の娘
孫の妻の父 藤原共方→藤原連茂~頼任の系図
孫 斉尊/斉朝
子の夫 源定宗→源満政~重宗の系図
子の夫 藤原宗家→藤原信家の系図
子の夫 藤原長家→藤原長家・忠家の系図
藤原公信~伊信の系図
藤原公信【977-1026】〔養父:藤原斉信(→藤原斉信の系図)〕
権中納言。
祖父 師輔→藤原師輔の系図
父 為光→藤原為光の系図
祖父 藤原伊尹→藤原伊尹・義孝の系図
妻 藤原正光の娘
妻の父 藤原正光→藤原朝光・正光の系図
孫 頼尊
母は藤原経通(→藤原経通の系図)の娘とも。
妻 藤原泰憲の娘
妻の父 藤原泰憲→藤原泰通の系図
妻 藤原泰通の娘
妻の父 藤原泰通→藤原泰通の系図
妻 有慶の娘
妻の父 有慶→藤原有国の系図
子の夫 源良宗→源経房の系図
藤原保家【?-1064】
子の夫 藤原宗実→藤原頼宗の系図
孫 円範
父は藤原保家とも。
藤原公基【1022-1075】
妻 藤原範永の娘
妻の父 藤原範永→藤原範永の系図
子 伊家【1048-1084】
藤原伊信
子 親通→藤原親通の系図
藤原親通の系図
藤原親通
祖父 公基・父 伊信→藤原公信~伊信の系図
孫の夫 平重盛→平重盛の系図
曾孫 親長/長親
親頼孫 宣親/経親
親頼孫 忠能/静観
曾孫 邦俊→藤原資憲~快成の系図
実は藤原邦良(→藤原邦忠の系図)の子。養父は藤原基定とも。
曾孫 邦良〔養父:藤原仲職〕→藤原邦忠の系図
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。