『源氏物語』の登場人物の系図

系図のメモ帳
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 このページでは、『源氏物語』に登場する人物の系図を掲載しています。系図の作成に当たっては、岩波文庫版の『源氏物語』を参考にしました。

 (人物の説明等は徐々に追加していく予定です。)

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『源氏物語』の登場人物の系図

『源氏物語』の登場人物の系図

※系図は3852×3528ピクセルの画像になっています。必要に応じて拡大してご覧ください。

光源氏の家系

  光源氏(ひかるげんじ)
 桐壺院の第二皇子。
 葵上(あおいのうえ)
 女三宮(おんなさんのみや)
 紫上(むらさきのうえ)

 明石君(あかしのきみ)
妻の父 明石入道(あかしのにゅうどう)
妻の祖父 大臣(おとど)
妻の母 明石尼君(あかしのあまぎみ)
妻の祖父 民部大輔(みんぶのたいふ)
 中務宮の子で明石尼君の父に当たるとされる。
妻の曾祖父 中務宮(なかつかさのみや)

 空蟬(うつせみ)
妻の父 衛門督(えもんのかみ)
妻の弟 小君(こぎみ)
妻の夫 伊予介(いよのすけ)/常陸介(ひたちのすけ)
伊予介の子 紀伊守(きのかみ)
伊予介の子 右近将監(うこんのぞう)
伊予介の子 軒端荻(のきばのおぎ)
 紀伊守の妹。
伊予介の子の夫 蔵人少将(くろうどのしょうしょう)

 末摘花(すえつむはな)
妻の父 常陸宮(ひたちのみや)
妻の兄 醍醐阿闍梨(だいごのあざり)
妻の兄弟 兵部大輔(ひょうぶのたいふ)
 常陸宮の息子とされる。
兵部大輔の妻 左衛門乳母(さえもんのめのと)
左衛門乳母の夫 筑前守(ちくぜんのかみ)
兵部大輔の子 大輔命婦(たいふのみょうぶ)
妻の母 北の方(きたのかた)
妻のおば 北の方(きたのかた)
妻のおばの夫 大宰大弐(だざいのだいに)
大宰大弐の甥の妻 侍従の君(じじゅうのきみ)
侍従の君のおば 少将(しょうしょう)


  夕霧(ゆうぎり)
 夕霧の子供として、以下の他に、匂兵部卿宮巻には衛門督・権中納言・右大弁の名が、竹河巻には源少将・兵衛佐の名が、椎本巻には右大弁・侍従宰相・権中将・頭少将・蔵人兵衛佐の名が、宿木巻には頭中将の名が、手習巻には四位少将の名がそれぞれ見える。
 雲居雁(くもいのかり)
 太郎(たろう)
 匂兵部卿宮巻・総角巻に登場する衛門督と同一人物とも。
 三郎(さぶろう)
 蔵人少将(くろうどのしょうしょう)/宰相中将(さいしょうのちゅうじょう)/五郎(ごろう)
 夕霧の五男。蔵人少将に当たるのは六郎とも。
子の妻 竹河左大臣の娘(たけかわのさだいじんのむすめ)
子の妻の父 竹河左大臣(たけかわのさだいじん)

 六郎(ろくろう)
 竹河巻以降に登場する蔵人少将は六郎と同一人物とも。
 四の君(しのきみ)
 五の君(ごのきみ)

 落葉宮(おちばのみや)
 朱雀院の第二皇女。

 藤典侍(とうないしのすけ)
妻の父 惟光(これみつ)
妻の弟 兵衛尉(ひょうえのじょう)
妻の祖母 大弐乳母(だいにのめのと)
妻のおじ 阿闍梨(あざり)
 惟光の兄。
妻のおば 少将命婦(しょうしょうのみょうぶ)
 大弐乳母の娘とされる。
妻のおばの夫 三河守(みかわのかみ)
 二郎(じろう)
 四郎(しろう)
 三の君(さんのきみ)

 七郎(しちろう)


  (かおる)
 実は柏木と女三宮の間の子。
 女二宮(おんなにのみや)
 浮舟(うきふね)

桐壺院の家系

  一院(いちのいん)
 桐壺院の父とされる。先帝の家系との関係は不明。
 前坊(ぜんぼう)
 桐壺院と同じ后腹の皇子。
子の妻 六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)
 六条わたりの女と同一人物とも。
子の妻の父 大臣(おとど)

 桃園宮(ももぞののみや)
 桐壺院の弟宮。
 朝顔姫君(あさがおのひめぎみ)

 女五宮(おんなごのみや)


  桐壺院(きりつぼいん)
中宮 藤壺中宮(ふじつぼのちゅうぐう)
 先帝の第四皇女。

女御 弘徽殿大后(こきでんのおおきさき)
 女一宮(おんないちのみや)
 女三宮(おんなさんのみや)

女御 承香殿女御(しょうきょうでんのにょうご)
 四の皇子(しのみこ)
 第四皇子。

女御 女御(にょうご)
女御の父 大臣(だいじん)
 八宮(はちのみや)
子の妻 北の方(きたのかた)
子の妻の父 大臣(だいじん)
子の妻のおじ 左中弁(さちゅうべん)
左中弁の妻 柏木の乳母(かしわぎのめのと)
左中弁の子 弁尼(べんのあま)
左中弁の妻の妹 侍従の乳母(じじゅうのめのと)
左中弁の姪 小侍従(こじじゅう)
 大君(おおいぎみ)

子の妻 中将君(ちゅうじょうのきみ)
 八宮の北の方の姪。
子の妻の夫 常陸介(ひたちのすけ)
常陸介の子 蔵人右近将監(くろうどのうこんのぞう)
常陸介の子 小君(こぎみ)
常陸介の子 北の方(きたのかた)
常陸介の子の夫 左近少将(さこんのしょうしょう)
左近少将の父 大将(たいしょう)
常陸介の妻 北の方(きたのかた)
常陸介の子 蔵人式部丞(くろうどのしきぶのぞう)
常陸介の子 北の方(きたのかた)
常陸介の子の夫 源少納言(げんしょうなごん)
常陸介の子 北の方(きたのかた)
常陸介の子の夫 讃岐守(さぬきのかみ)

更衣 桐壺更衣(きりつぼのこうい)
更衣の父 按察使大納言(あぜちのだいなごん)
更衣のおじ 雲林院の律師(うりんいんのりし)
更衣の母 北の方(きたのかた)

更衣 更衣(こうい)

 蛍宮(ほたるのみや)
子の妻 北の方(きたのかた)
 右大臣の二女または三女。

子の妻 真木柱(まきばしら)
 宮の御方(みやのおんかた)

 侍従(じじゅう)
 童孫王(わらわそんのう)
 母は北の方とも。

 帥親王(そちのみこ)
 蜻蛉宮(かげろうのみや)
子の妻 昔の北の方(むかしのきたのかた)
 侍従(じじゅう)
 宮の君(みやのきみ)
子の妻 今北の方(いまきたのかた)
子の妻の兄弟 馬頭(うまのかみ)


  朱雀院(すざくいん)
 桐壺院の第一皇子。
女御 承香殿女御(しょうきょうでんのにょうご)
女御 藤壺女御(ふじつぼのにょうご)
女御 麗景殿女御(れいけいでんのにょうご)

御息所 一条御息所(いちじょうのみやすどころ)
御息所の甥 大和守(やまとのかみ)
御息所の姪 少将(しょうしょう)

尚侍 朧月夜君(おぼろづきよのきみ)
 右大臣の六女。

 女一宮(おんないちのみや)
 女四宮(おんなしのみや)


  冷泉院(れいぜいいん)
 桐壺院の第十皇子。実は光源氏と藤壺中宮の間の子。
中宮 秋好中宮(あきこのむちゅうぐう)/梅壺女御(うめつぼのにょうご)

女御 弘徽殿女御(こきでんのにょうご)
 女一宮(おんないちのみや)

女御 王女御(おうにょうご)
 式部卿宮の二女。

女御 女御(にょうご)
女御の父 左大臣(さだいじん)
 今上帝に娘を入内させた左大臣とは別人の可能性もある。

御息所 大君(おおいぎみ)
 女二宮(おんなにのみや)
 今宮(いまみや)
 冷泉院の第一皇子。


  今上帝(きんじょうのみかど)
中宮 明石中宮(あかしのちゅうぐう)
 春宮(とうぐう)
 今上帝の第一皇子。
子の妻 大君(おおいぎみ)
 母は雲居雁とも。
子の妻 麗景殿女御(れいけいでんのにょうご)
 紅梅の長女。

 式部卿宮(しきぶきょうのみや)/中務宮(なかつかさのみや)
 今上帝の第二皇子。
子の妻 中君(なかのきみ)

 匂宮(におうのみや)
 今上帝の第三皇子。
子の妻 六の君(ろくのきみ)
子の妻 中君(なかのきみ)

 五宮(ごのみや)
 女一宮(おんないちのみや)

女御 藤壺女御(ふじつぼのにょうご)/麗景殿女御(れいけいでんのにょうご)
 左大臣の三女。大蔵卿・修理大夫とは異腹。
女御の父 左大臣(さだいじん)
 冷泉院に娘を入内させた左大臣とは別人の可能性もある。
女御の兄弟 大蔵卿(おおくらきょう)
女御の兄弟 修理大夫(すりのたいふ)

更衣 更衣(こうい)
 常陸宮(ひたちのみや)
 今上帝の第四皇子。

尚侍 中君(なかのきみ)

先帝の家系

  先帝(せんだい)
 桐壺院の家系との繋がりは不明。
皇后 (きさき)
更衣 更衣(こうい)


  式部卿宮(しきぶきょうのみや)
 大北の方(おおきたのかた)

 按察使大納言の娘
妻の父 按察使大納言(あぜちのだいなごん)
妻の母 北山の尼君(きたやまのあまぎみ)
妻のおじ 北山の僧都(きたやまのそうず)

 左兵衛督(さひょうえのかみ)
 紫上と腹違いの兄弟。母は大北の方とも。
 中将(ちゅうじょう)
 侍従(じじゅう)
 民部大輔(みんぶのたいふ)

左大臣の家系

  左大臣(さだいじん)
 大宮(おおみや)
 桐壺院と同じ后腹の皇女。

 蔵人弁(くろうどのべん)/左中弁(さちゅべん)
 左衛門督または権中納言と同一人物とも。
 左衛門督(さえもんのかみ)
 蔵人弁または権中納言と同一人物とも。行幸巻の藤大納言は同一人物とも。
 五節(ごせち)

 権中納言(ごんちゅうなごん)
 蔵人弁または左衛門督と同一人物とも。行幸巻の春宮大夫は同一人物とも。


  頭中将(とうのちゅうじょう)
 四の君(しのきみ)
 柏木(かしわぎ)
 八郎(はちろう)

 夕顔(ゆうがお)
妻の父 三位中将(さんみのちゅうじょう)
妻のおじ 宰相(さいしょう)
宰相の子 宰相の君(さいしょうのきみ)

 按察使大納言の北の方(あぜちのだいなごんのきたのかた)
妻の夫 按察使大納言(あぜちのだいなごん)
妻の夫の子 五節(ごせち)

 近江君の母(おうみのきみのはは)
 近江君(おうみのきみ)

 少納言(しょうなごん)
 紅梅と同一人物とも。
 兵衛佐(ひょうえのすけ)
 藤侍従(とうじじゅう)
 大夫(たいふ)
 藤宰相(とうさいしょう)
 左衛門督(さえもんのかみ)
 蔵人少将(くろうどのしょうしょう)
 頭中将(とうのちゅうじょう)


  紅梅(こうばい)
 頭中将の二男。
 北の方(きたのかた)
 中君(なかのきみ)

 真木柱(まきばしら)
 大夫(たいふ)

右大臣の家系

  右大臣(うだいじん)
 藤大納言(とうだいなごん)
 頭弁(とうのべん)

 四位少将(しいのしょうしょう)
 賢木巻の中将は同一人物とも。
 右中弁(うちゅうべん)
 五の君(ごのきみ)

鬚黒の家系

  右大臣(うだいじん)
 藤少将(とうしょうしょう)


  鬚黒(ひげくろ)
 北の方(きたのかた)
 藤中納言(とうちゅうなごん)
 鬚黒の長男。
 二郎(じろう)

 玉鬘(たまかずら)
 右兵衛督(うひょうえのかみ)
 鬚黒の三男。
 右大弁(うだいべん)
 鬚黒の四男。
 藤侍従(とうじじゅう)
 鬚黒の五男。

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