藤原氏京家の系図

系図のメモ帳
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 このページでは、藤原氏京家の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。

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藤原氏京家の略系図

藤原氏京家の略系図

1 麿藤原麿・浜成の系図
1-A 勝人藤原勝人の系図

2 浜成
2-A 臣継大継藤原臣継・大継の系図
2-B 承之豊彦藤原承之・豊彦の系図

3 継彦藤原継彦の系図

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藤原麿・浜成の系図

藤原麿・浜成の系図

  藤原麿(まろ)【695−737】
 参議。京家の祖。京職大夫の地位にあったことによる。

祖父 鎌足藤原鎌足の系図
 不比等藤原不比等の系図

 稲葉気豆の娘
 当麻氏
 百能藤原豊成・継縄の系図

 勝人藤原勝人の系図


  藤原浜成(はまなり)【724−790】
 参議。氷上川継の事件に連座した。歌学書の『歌経標式』を著した。

 多治比県守の娘
妻の父 多治比県守(あがたもり)【668−737】
 中納言。藤原四子と同様に、天然痘で亡くなったとされる。
 継彦藤原継彦の系図

 永谷/興時
曾孫 興風(おきかぜ)
 三十六歌仙の一人。『百人一首』にも歌が収められている。

 臣継大継藤原臣継・大継の系図
 承之豊彦藤原承之・豊彦の系図
 法壱
 氷上川継(→文武天皇〜孝謙天皇・称徳天皇の系図)の妻。

藤原勝人の系図

藤原勝人の系図

勝人の祖父 不比等藤原不比等の系図
勝人の父 麿藤原麿・浜成の系図

勝人孫 光度/光文
勝人孫 成重
 父は藤原博光とも。
勝人孫 頼元/頼人

藤原臣継・大継の系図

藤原臣継・大継の系図

  藤原臣継

祖父 麿 浜成藤原麿・浜成の系図

 並藤(なみふじ)【792-853】
 陰陽道に優れた。
 滝雄
 父は藤原臣継とも。
曾孫 内直/性直

臣継孫 季綱/時柄


  藤原大継
 賀登理(よしなり)
 河子桓武天皇の系図
 仲野親王葛原親王・万多親王・仲野親王の系図

曾孫 忠于/忠千

藤原承之・豊彦の系図

藤原承之・豊彦の系図

  藤原承之/永之

祖父 麿 浜成藤原麿・浜成の系図

 行名
 父は藤原弘道とも。


  藤原豊彦
 父は藤原大継(→藤原臣継・大継の系図)とも。
 冬緒(ふゆお)【807-890】
 大納言。良吏として名声があった。官田の設置を提言した。
 秋緒
孫の夫 藤原良尚藤原良尚・菅根の系図

 灌木/溢木
曾孫 望見/昭見
豊彦孫 脩道/為光/為良

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藤原継彦の系図

藤原継彦の系図

  藤原継彦(つぐひこ)【749−828】
 従三位。氷上川継の事件に連座した。

祖父 麿 浜成藤原麿・浜成の系図

 雄敏(おとし)【?−848】
 『令義解』の編修に携わった。子孫がいるとされるが『尊卑分脈』には伝わらない。
 貞敏(さだとし)【807−867】
 琵琶の名手。遣唐使として唐に渡り、琵琶の秘曲や名器とされる玄上・青山を伝えた。
 広守
 父は藤原雄敏とも。
 晨省/晨臣


広敏孫 忠房
 父は藤原広敏とも。
妻の父 藤原高経藤原高経・惟岳の系図
妻の父 貞元親王清和天皇の系図

広敏孫 千兼
 父は藤原興嗣とも。
広敏孫 忠直/忠真


貞敏孫 元杲(げんごう)【914−995】
 真言宗の僧。円融天皇の東宮時代の護持僧や東寺長者などを務めた。

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系図について

 本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
 あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。

 系図はおおよそ次の方針で作成しています。

  • 系図に描画する人物の範囲について
     上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
     下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。
  • 人物の表示の区別について
     系図では、次の通り背景色を区別しています。
     (オレンジ)……天皇
     (緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
     (黄)……江戸時代の将軍・藩主
     (水色)……その他男性
     (ピンク)……その他女性
  • 養子・猶子について
     両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
     養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
     一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
     なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。
  • 正室・側室等について
     これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。
  • 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
     『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。
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