このページでは、梅園家(藤原氏北家・公季流)の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
梅園家(羽林家)の略系図
1 実清→梅園実清~久季の系図
6 実縄→梅園実縄~実静の系図
梅園実清~久季の系図
梅園実清(さねきよ)【1609-1662】
正三位。父は橋本季景(→橋本公夏~実村の系図)とも。梅園家の祖。
祖父 公松・父 実勝→橋本公夏~実村の系図
子 季保〔養父:梅園友清〕
子の夫 石川憲之→石川忠総~義孝の系図
梅園友清【1631-1653】
梅園季保【1646-1691】
参議。実は梅園実清の子。
妻 池尻共孝の娘
妻の父 池尻共孝→池尻共孝~共条の系図
子の夫 三室戸資順→三室戸誠光~和光の系図
梅園実邦【1670-1745】
権中納言。
子 高丘敬季〔養父:高丘季敦〕→高丘季起~紀季の系図
梅園久季/孝俊【1689-1749】
参議。実は池尻勝房(→池尻共孝~共条の系図)の子。
妻 梅園実邦の娘
子 公煕【1717-1735】
子 実縄・孫 成季→梅園実縄~実静の系図
子 池尻栄房〔養父:池尻共条〕→池尻栄房~胤房の系図
子の夫 山科頼言→山科頼言~忠言の系図
子の夫 清岡長香→清岡長時~長説の系図
梅園実縄~実静の系図
梅園実縄/勝久/実覩【1727-1794】
権中納言。
祖父 実邦・父 久季→梅園実清~久季の系図
妻 正親町公通の娘
妻の父 正親町公通→正親町公通~実連の系図
妻 橋本実文の娘
妻の父 橋本実文→橋本季村~実文の系図
子の夫 裏松謙光→裏松謙光~良光の系図
梅園成季【1744-?】
梅園実兄【1765-1836】
権中納言。
子 実兄の息子・子 季子(『梅園家譜』による。)
梅園実矩【1778-1799】
梅園実好【1798-1871】
正三位。
妻 愛宕通典の娘
妻の父 愛宕通典→愛宕通福~通致の系図
子 実静〔養父:梅園実紀〕
子 実好の娘(3人)(『梅園家譜』による。)
梅園実紀【1827-1907】
正三位。
妻 八条隆祐の娘【1833-?】
妻の父 八条隆祐→八条隆英~隆声の系図
子 実師【1861-1917】〔養父:梅園実静〕(『梅園家譜』による。)
子 紀子(『梅園家譜』による。)
梅園実静【1840-1903】
実は梅園実好の子。
妻 高松保子
高松保実(→高松実名~公雄の系図)の娘。
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。