このページでは、清和源氏・義光流の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
清和源氏・義光流の略系図
2 義清→源義清・清光の系図
3-A 清隆・光義→安井清隆・田井光義の系図
3-B 厳尊・義行→厳尊・奈古義行の系図
源義光の系図
源義光(よしみつ)【1045-1127】〔養父:源義家(→源義家の系図)〕
甲斐源氏の祖。新羅三郎と称された。後三年の役では、官を辞して兄義家のもとに行き、ともに清原武衡・家衡らを破った。笙の名手とされる。
祖父 頼信→源頼信の系図
父 頼義→源頼義の系図
祖父 平直方→平維将~時直の系図
子 義業(よしなり)
孫 佐竹昌義→佐竹昌義の系図
孫 山本義定→山本義定の系図
孫の夫 石川有光→石川有光の系図
孫の夫 源清光→源義清・清光の系図
曾孫 加賀美遠光→加賀美遠光の系図
子 義清・孫 清光→源義清・清光の系図
子 平賀盛義→平賀盛義の系図
孫 義信→平賀義信の系図
子 覚義→平賀盛義の系図
父は平賀盛義とも。
孫 義隆〔養父:新田義重(→新田義重の系図)〕
孫 広義
父は源義隆とも。
山本義定の系図
山本義定
祖父 義光・父 義業→源義光の系図
子 義経(よしつね)/光賢
源頼朝の挙兵に際し、弟の義兼とともに近江国の在地武士を組織し、平氏に対抗したが、平知盛らに敗れた。
曾孫の夫 藤原清実→藤原永清の系図
源義清・清光の系図
源義清(よしきよ)【1075-1149】
甲斐国市河荘に配流されたとされる。
妻 源兼宗の娘
妻の父 源兼宗→源兼宗の系図
子 師光
母は『系図纂要』による。
源清光(きよみつ)【1110-1168】
母は『系図纂要』による。谷戸城を拠点とし、一族を周辺に分封させた。
妻 手輿遊女
子 逸見光長→逸見光長の系図
子 武田信義→武田信義の系図
孫 信光→武田信光の系図
妻 源義業の娘
妻の父 源義業→源義光の系図
子 加賀美遠光→加賀美遠光の系図
孫 秋山光朝→秋山光朝の系図
孫 小笠原長清→小笠原長清の系図
孫 南部光行→南部光行・実光の系図
妻 紀俊文の娘
妻の父 紀俊文→紀俊文の系図
子 安田義定→安田義定の系図
子 安井清隆・田井光義→安井清隆・田井光義の系図
子 厳尊・奈古義行→厳尊・奈古義行の系図
安井清隆・田井光義の系図
安井清隆
祖父 義清・父 清光→源義清・清光の系図
田井光義
父は源長義(→源義清・清光の系図)とも。
厳尊・奈古義行の系図
厳尊/玄尊
祖父 義清・父 清光→源義清・清光の系図
奈古義行
孫 信継
信継の十世孫 米倉宗継→米倉宗継~信継・重種・豊継~正明・満継・信継の系図
曾孫 為頼【?-1290】
加賀美遠光の系図
加賀美遠光(とおみつ)【1143-1230】
富士川の戦いで平氏を破り、源範頼に従った。源頼朝の推挙により信濃守となった。
祖父 義清・父 清光→源義清・清光の系図
祖父 源義業→源義光の系図
妻 杉本義宗の娘
妻の父 杉本義宗→杉本義宗の系図
子 小笠原長清→小笠原長清の系図
孫 長経→小笠原長経の系図
孫 伴野時長→伴野時長の系図
孫 藤崎行長→藤崎行長の系図
子 南部光行・孫 実光→南部光行・実光の系図
子 光清/光経
母は『小笠原家譜』『南部家譜』による。
子 秋山光朝→秋山光朝の系図
子 経光/光俊【?-1201】
孫 遠経【1188-1261】
母は『系図纂要』による。
子 大弐局(だいにのつぼね)
源頼家・実朝の養育係を務めた。
秋山光朝の系図
秋山光朝
子 光定/光忠
曾孫 時信(以下、『系図纂要』による。)
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。