このページでは、広幡家(正親町源氏)の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
広幡家(清華家)の略系図

1 忠幸→広幡忠幸・豊忠の系図
3 長忠→広幡長忠~忠礼の系図
広幡忠幸・豊忠の系図
広幡忠幸(ただゆき)【1624-1669】
権大納言。広幡家の祖。
祖父 誠仁親王→後奈良天皇~誠仁親王の系図
父 智仁親王→智仁親王の系図
祖父 京極高知→京極高知の系図
妻 徳川京子/糸姫/鶴姫【1626-1674】
徳川義直(→徳川義直の系図)の娘。
子 新君→徳川綱誠の系図
子 定子→有馬忠頼~頼旨の系図
子 智子・清姫→織田信武~信旧の系図
子 貴姫→浅野長晟~綱晟・長治~長寔の系図
広幡豊忠(とよただ)【1666-1737】
内大臣。実は久我通名(→久我通世~通名の系図)の子。
子 忠誠【1697-1698】
子 忠章【1698-1707】
子 忠成【1703-?】
子 長忠・孫 前豊→広幡長忠~忠礼の系図
子 元雅
実は六条有藤(→六条有継~有藤の系図)の子。
子 良慈〔養父:家仁親王(→家仁親王の系図)〕
子の夫 三条公兼→三条実秀~公充の系図
子の夫 小倉宜季→小倉煕季~長季の系図
子の夫 下冷泉宗家→下冷泉為俊~為柔の系図
子の夫 正親町実連→正親町公通~実連の系図
孫 公明→正親町公明~公董の系図
広幡長忠~忠礼の系図
広幡長忠(ながただ)【1711-1771】
権大納言。
祖父 忠幸・父 豊忠→広幡忠幸・豊忠の系図
妻 醍醐冬煕の娘
妻の父 醍醐冬煕→醍醐冬基~忠順の系図
子 久我信通〔養父:久我通兄〕→久我信通~通久の系図
子の夫 西園寺賞季→西園寺公晃~公望の系図
子の夫 伊達重村→伊達重村~宗基の系図
広幡前豊(さきとよ)/輔忠【1742-1783】〔養父:近衛内前(→近衛家久・内前の系図)〕
内大臣。
妻 賢子女王(けんし)【1745-1789】
貞建親王(→貞建親王の系図)の娘。
子の夫 三条西廷季→三条西実称~公允の系図
広幡前秀(さきひで)/前基【1762-1808】〔養父:近衛内前(→近衛家久・内前の系図)〕
権大納言。
子 基豊〔養父:広幡経豊〕
子 油小路隆倫〔養父:油小路隆前〕→油小路隆基~隆董の系図
子の夫 綾小路俊資→綾小路俊宗~有良の系図
広幡経豊(つねとよ)【1779-1838】〔養父:近衛経煕(→近衛経煕~忠房の系図)〕
内大臣。
妻 今出川実種の娘
実は日野資矩(→日野資時~資平の系図)の娘。
妻の父 今出川実種→今出川公言~実順の系図
子の夫 唐橋在久→唐橋在家~在光の系図
広幡基豊(もととよ)【1800-1857】
内大臣。実は広幡前秀の子。
妻 鷹司孝子【1804-?】
鷹司政煕(→鷹司政煕の系図)の娘。
子 鋭姫→徳川斉昭~昭武の系図
子 基豊の娘〔養父:近衛忠房(→近衛経煕~忠房の系図)〕
伊達宗敏の妻になった。
子の夫 水無瀬経家→水無瀬師成~経務の系図
広幡忠礼(ただあや)【1824-1897】
内大臣。
妻 近衛静子〔養父:近衛忠煕(→近衛経煕~忠房の系図)〕
実は光朗(→光朗の系図)の娘。
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。