このページでは、板倉氏(清和源氏・義国流)・重形流の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
板倉氏・重形流(上野国安中藩主)の略系図
1 重形→板倉重形~勝清の系図
4 勝暁→板倉勝暁~勝殷の系図
板倉重形~勝清の系図
板倉重形(しげかた)【1623-1686】
上野国安中藩主。
祖父 勝重→板倉勝重の系図
父 重宗→板倉重宗の系図
祖父 戸田氏鉄→戸田氏輝~氏鉄の系図
妻 高木正弘の娘
妻の父 高木正弘→高木正弘の系図
子の夫 建部政宇→建部高光~政宇・光延~政周の系図
子の夫 神保元茂→神保元茂の系図
子の夫 堀直佑→堀直重~直佑の系図
子 重形の娘(3人)(『華族系譜』による。)
板倉重同(しげあつ)【1679-1717】
安中藩主・陸奥国泉藩主。実は神保元茂(→神保元茂の系図)の子。
妻 細川興栄の娘
妻の父 細川興栄→細川興元~興誠の系図
夫 細川興誠→細川興元~興誠の系図
子の夫 建部政民→建部政周~政世の系図
子の夫 朽木直綱→朽木則綱~綱弘の系図
子の夫 板倉勝丘→板倉重大~勝該の系図
板倉勝清(かつきよ)/重清(しげきよ)【1706-1780】
老中・泉藩主・遠江国相良藩主・安中藩主。
妻 板倉友
板倉重冬(→板倉重郷~重治の系図)の娘。
子 勝暁・孫 勝意→板倉勝暁~勝殷の系図
子 北条氏興〔養父:北条氏応〕→北条氏平~氏征の系図
子 内藤正久〔養父:内藤正為〕→内藤正俊~正香・正治~正億の系図
子 本堂親房〔養父:本藤豊親〕→本堂親房の系図
子 勝矩〔養父:板倉勝行〕→板倉勝矩~勝達の系図
子 勝意〔養父:板倉勝暁〕→板倉勝暁~勝殷の系図
子 清→太田資俊~資順の系図
子 勝清の娘(『華族系譜』による。)
実は板倉勝暁(→板倉勝暁~勝殷の系図)の娘。
子 金五郎・子 勝清の娘(4人)(『華族系譜』による。)
子の夫 水野忠見→水野忠見~忠順の系図
子の夫 土井利厚→土井利厚~利与の系図
板倉勝暁~勝殷の系図
板倉勝暁(かつとし)【1727-1792】
安中藩主。
祖父 重同・父 勝清→板倉重形~勝清の系図
妻 松平忠愛の娘
妻の父 松平忠愛→松平忠愛の系図
子 鐸次郎【1758-1766】
子 英次郎・鎌次郎(『華族系譜』による。)
子 勝暁の娘〔養父:板倉勝清〕(『華族系譜』による。)→板倉重形~勝清の系図
子の夫 本多忠誠→本多忠誠~忠伸の系図
板倉勝意(かつおき)【1755-1805】
安中藩主。実は板倉勝清(→板倉重形~勝清の系図)の子。
妻 小笠原槌
小笠原長恭(→小笠原長煕~長恭の系図)の娘。
夫 織田信浮→織田信浮の系図
妻 毛利就馴の娘
妻の父 毛利就馴→毛利広寛~元蕃の系図
板倉勝尚(かつなお)【1785-1820】
安中藩主。実は板倉勝政(→板倉勝政~勝弼の系図)の子。藩校造士館を設立した。
妻 阿部正倫の娘
妻の父 阿部正倫→阿部正倫の系図
子 分部光貞〔養父:分部光寧〕→分部光貞の系図
子 勝殷〔養父:板倉勝明〕
子 勝尚の娘(2人)(『華族系譜』による。)
板倉勝明(かつあき)【1809-1857】(以下、『華族系譜』による。)
安中藩主。学問を好み『甘雨亭叢書』を編纂した。藩政改革にも取り組み、西洋砲術を取り入れた。
妻 松平要子
松平頼儀(→松平頼真~頼儀の系図)の娘。
子 楽子→黒田直方~直養の系図
子 勝明の娘
実は板倉勝殷の娘。
板倉勝殷(かつまさ)【1820-1873】〔養子:板倉勝敬(→板倉勝矩~勝達の系図)〕
安中藩主。実は板倉勝尚の子。
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。