このページでは、藤原氏北家・家政流の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
藤原氏北家・家政流の略系図
1 家政→藤原家政の系図
2 雅教→藤原雅教・雅長の系図
4 家信→室町家信の系図
5 雅平→法性寺雅平の系図
藤原家政の系図
藤原家政【1080-1115】
参議。三条悪宰相と号した。
祖父 師実→藤原師実の系図
父 師通→藤原師通の系図
祖父 藤原良綱→藤原良綱の系図
妻 藤原顕隆の娘
妻の父 藤原顕隆→藤原顕隆の系図
夫 藤原俊忠→藤原俊忠の系図
子 雅教・孫 雅長→藤原雅教・雅長の系図
子 道勝【?-1185】
妻 橘以綱の娘
妻の父 橘以綱→橘以綱の系図
子 三条局→鳥羽天皇~近衛天皇の系図
子 家子→藤原清隆の系図
孫 壬生光隆→壬生光隆の系図
藤原雅教・雅長の系図
藤原雅教/政範【1113-1173】
中納言。
祖父 師通→藤原師通の系図
父 家政→藤原家政の系図
祖父 藤原顕隆→藤原顕隆の系図
妻 藤原顕能の娘
妻の父 藤原顕能→藤原顕能の系図
子 公房〔養父:藤原実長〕→三条実行の系図
子の夫 藤原実長→三条実行の系図
藤原雅長(まさなが)【1145-1196】
参議。
妻 藤原顕長の娘
妻の父 藤原顕長→藤原顕長の系図
妻 源家長の娘
妻の父 源家長→源盛定の系図
子 室町家信→室町家信の系図
孫 法性寺雅平→法性寺雅平の系図
子の夫 藤原長兼→藤原長方の系図
子の夫 藤原公俊→三条実行の系図
子の夫 源具親→源師光の系図
室町家信の系図
室町家信【1182-1236】
正三位。
祖父 雅教・父 雅長→藤原雅教・雅長の系図
妻 浄雲の娘
子 雅継【1213-1277】
正三位。
子の妻 藤原経行の娘
子の妻の父 藤原経行→藤原信輔の系図
孫 良雅/雅任
曾孫の夫 松殿冬房→松殿忠房の系図
曾孫 雅春【1288-1345】
正三位。
雅春孫 雅朝【?-1380】
従二位。
雅春孫 木幡雅秋
従二位。父は藤原雅兼とも。
雅春孫 雅藤【?-1435】
従三位。
雅春孫 雅豊
従二位。
雅春孫 雅遠(『系図纂要』による。)
従三位。
雅春孫 雅冬(『系図纂要』による。)
雅春孫 雅兼
従三位。
雅春孫 雅国【?-1500】
従三位。以下、『系図纂要』による。
妻 信隆の娘
子 法性寺雅平→法性寺雅平の系図
子の夫 藤原為家→藤原為家の系図
子の夫 九条教実→九条教実~師教の系図
孫 頼信〔養父:源定平(→源雅頼の系図)〕
法性寺雅平の系図
法性寺雅平【1229-1278】
従二位。
祖父 雅長→藤原雅教・雅長の系図
父 家信→室町家信の系図
妻 賢信の娘
子 信平【?-1325】
正三位。父は室町家信(→室町家信の系図)とも。
子の妻 藤原有時の娘
子の妻の父 藤原有時→藤原済綱の系図
孫 雅光/雅宗/雅春
妻 中納言典侍
藤原定家(→藤原定家の系図)の娘。
夫 西園寺公相→西園寺公相の系図
子 親家/親平
子の妻 大江忠成の娘
子の妻の父 大江忠成→大江忠成の系図
孫 親康(ちかやす)【1284-1332】
正三位。
曾孫 親長【1309-?】
正三位。
親長孫 親春
従三位。
親長孫 親継
正三位。
親長孫 親宗(『系図纂要』による。)
従三位。
親長孫 親忠
従三位。
親長孫 親信
従二位。
曾孫 康長(やすなが)
南朝に仕えた。
妻 藤原光氏の娘
妻の父 藤原光氏→藤原光親の系図
子 雅子→亀山天皇の系図
妻 弁内侍(べんのないし)
藤原信実(→藤原信実の系図)の娘。後深草天皇に仕えた。日記に『弁内侍日記』がある。
子の夫 藤原実永→三条実親・公親の系図
子の夫 花山院家教→花山院通雅~長定の系図
子の夫 中院光忠→六条通有~有定の系図
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。