このページでは、勘解由小路家（藤原氏北家・真夏流）の系図を掲載しています。系図は、直系２親等・配偶者・姻族１親等の人物を目安に作成しています。
勘解由小路資忠～光尚の系図
勘解由小路資忠（すけただ）【1632-1679】（以下、『系図纂要』による。）
参議。勘解由小路家の祖。
祖父 光宣・父 光広→烏丸光宣～光賢の系図
子の夫 阿部正春→阿部正春の系図
勘解由小路韶光（あきみつ）【1663-1729】
権大納言。実は烏丸光雄（→烏丸資慶～宣定の系図）の子。
子 国資【1694-1701】
子 音資〔養父：勘解由小路光潔〕
母は『勘解由小路家譜』による。
子 韶光の娘（２人）（『勘解由小路家譜』による。）
子の夫 桜井氏敦→桜井氏敦・氏福の系図
勘解由小路光潔【1698-1732】
従三位。
妻 藤波徳忠の娘
妻の父 藤波徳忠→藤波徳忠の系図
勘解由小路音資【1721-1739】
実は勘解由小路韶光の子。
勘解由小路資望（すけもち）【1735-1759】
実は烏丸光栄（→烏丸光栄～光徳の系図）の子。宝暦事件に連座し、蟄居となった。
妻 下冷泉宗家の娘
妻の父 下冷泉宗家→下冷泉為俊～為柔の系図
子 資望の息子（『勘解由小路家譜』による。）
勘解由小路近光【1754-1781】
子 資同【1779-1803】
母は『勘解由小路家譜』による。
勘解由小路資善（すけよし）【1778-1848】
権大納言。母は『勘解由小路家譜』による。
妻 日野資矩の娘
妻の父 日野資矩→日野資時～資平の系図
子 善子
母は『勘解由小路家譜』による。
子 資善の息子〔養父：烏丸資董（→烏丸光栄～光徳の系図）〕（『勘解由小路家譜』による。）
子 資善の娘（『勘解由小路家譜』による。）
妻 松平寿姫／薫姫【1779-1806】
松平直泰（→松平直泰・直之の系図）の娘。
勘解由小路光宙【1808-1862】
正三位。実は広橋胤定（→広橋胤定の系図）の子。
妻 中山忠頼の娘
妻の父 中山忠頼→中山愛親～忠愛の系図
子 藪実方〔養父：藪季栄〕→藪保季～実方の系図
子 光尚〔養父：勘解由小路資生〕
子 光宙の娘〔養父：裏松恭光（→裏松謙光～良光の系図）〕
勘解由小路資生に嫁いだ。
子 光宙の娘〔養父：庭田重基（→庭田重煕～重胤の系図）〕
祐慎に嫁いだ。
子 光宙の娘〔養父：岡本将曹〕
山田大路親彦に嫁いだ。
子 光宙の息子（２人）・子 光宙の娘（２人）（『勘解由小路家譜』による。）
勘解由小路資生【1827-1893】
実は裏松恭光（→裏松謙光～良光の系図）の子。
妻 勘解由小路光宙の娘〔養父：裏松恭光（→裏松謙光～良光の系図）〕
子 資生の息子（２人）・子 資生の娘（『勘解由小路家譜』による。）
妻 小林文蔵の娘
子 資承（すけこと）【1860-1925】〔養父：勘解由小路光尚〕
子 資生の娘（３人）（『勘解由小路家譜』による。）
子の夫 甘露寺義長（『勘解由小路家譜』による。）→甘露寺国長～義長の系図
子の夫 武者小路実世（『勘解由小路家譜』による。）
勘解由小路光尚【1842-1900】〔養子：勘解由小路資承〕
実は勘解由小路光宙の子。
妻 池尻延房の娘
妻の父 池尻延房→池尻栄房～胤房の系図
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系２親等・配偶者・姻族１親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
（オレンジ）……天皇
（緑）……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
（黄）……江戸時代の将軍・藩主
（水色）……その他男性
（ピンク）……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。
