このページでは、富小路家(藤原氏北家)の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
富小路家(半家)の略系図
1 道直→富小路道直~通治の系図
7 俊通→富小路俊通~貞維の系図
15 重直→富小路重直~敬直の系図
富小路道直~通治の系図
富小路道直(みちなお)(以下、『系図纂要』による。)
二条道平の子とされるが『尊卑分脈』にみえない。
祖父 兼基・父 道平→二条兼基・道平の系図
富小路則氏
孫 俊通〔養父:富小路通治〕→富小路俊通~貞維の系図
富小路通治
子 俊通・孫 資直→富小路俊通~貞維の系図
富小路俊通~貞維の系図
富小路俊通
実は富小路通慶(→富小路道直~通治の系図)の子。
祖父 則氏・父 通治→富小路道直~通治の系図
富小路資直【?-1535】
従三位。
富小路氏直【1502-?】
子の夫 中御門宣忠→中御門宣胤~宣政の系図
富小路種直【1535-1588】
富小路秀直【1564-1621】
従三位。
富小路頼直【1613-1658】
従三位。実は持明院基久(→持明院基春~基征の系図)の子。
妻 清閑寺共房の娘
妻の父 清閑寺共房→清閑寺資房~共綱の系図
子 萩原員従〔養父:萩原兼従〕→萩原員従の系図
子 利直/別直
孫 重直〔養父:富小路貞維〕→富小路重直~敬直の系図
子 房恕/快弁【?-1690】〔養父:清閑寺共房(→清閑寺資房~共綱の系図)〕
子 右京局→後西天皇の系図
富小路永貞/尚直【1640-1712】
正三位。
富小路貞維/貞俊【1668-1711】
従三位。
妻 清閑寺煕房の娘
妻の父 清閑寺煕房→清閑寺煕房~秀定の系図
子 重直・孫 総直→富小路重直~敬直の系図
子の夫 大原栄敦→大原栄顕~重実の系図
富小路重直~敬直の系図
富小路重直【1692-1743】
従三位。実は富小路利直(→富小路俊通~貞維の系図)の子。
祖父 永貞・父 貞維→富小路俊通~貞維の系図
子 北小路資福〔養父:北小路徳光〕→北小路徳光~随光の系図
富小路総直【1719-1782】
正二位。
富小路与直/良直【1745-1802】
従二位。
子 貞随〔養父:富小路貞直〕
富小路貞直【1761-1837】
正三位。実は伏原宣条(→伏原宣条の系図)の子。
妻 庭田重煕の娘
妻の父 庭田重煕→庭田重煕~重胤の系図
子 大原重成〔養父:大原重尹〕→大原栄顕~重実の系図
子 政直〔養父:富小路貞随〕
子 演隆(『富小路家譜』による。)
子 明子→光格天皇~孝明天皇の系図
子の夫 持明院基政→持明院基胤~基和の系図
富小路貞随【1783-1827】
正三位。実は富小路与直の子。
富小路政直【1799-1863】
正二位。実は富小路貞直の子。
子の夫 伏原宣諭→伏原宣諭の系図
子の夫 五辻継仲(『富小路家譜』による。)→五辻俊仲~継仲の系図
子の夫 岩倉具綱・大久保某(『富小路家譜』による。)
富小路永忠【1818-1845】
妻 伏原成
伏原宣明(→伏原宣明の系図)の娘。
子の夫 久志本常緩(『富小路家譜』による。)
富小路敬直(ひろなお)【1842-1892】
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。