このページでは、園池家(藤原氏北家・末茂流)の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
園池家(羽林家)の略系図
1 宗朝→園池宗朝~公屋の系図
4 実守→園池実守~公静の系図
園池宗朝~公屋の系図
園池宗朝(むねとも)【1611-1661】
権中納言。園池家の祖。
祖父 隆憲・父 隆致→櫛笥隆憲~隆方の系図
妻 生駒一正の娘
実は生駒将監某の子。
妻の父 生駒一正→生駒一正の系図
子 櫛笥隆賀〔養父:櫛笥隆胤〕→櫛笥隆胤~隆周の系図
子 公屋〔養父:園池実卿〕
子 了海・秀快・宗垣(『園池家譜』による。)
子の夫 鷲尾隆尹→鷲尾隆尚~隆尹の系図
孫 隆長→鷲尾隆長~隆聚の系図
子の夫 山内忠義→山内忠義の系図
子の夫 松平綱賢→松平綱賢の系図
子の夫 奥平藤右衛門・山本助八・仏護寺・妙教寺(『園池家譜』による。)
園池実卿/宗純/時実【1638-1663】
子の夫 清教(『園池家譜』による。)
園池公屋/季豊【1645-1701】〔養父:正親町三条実昭(→正親町三条実有~実彦の系図)〕
従三位。実は園池宗朝の子。公屋以降、園池家は正親町三条家の庶流となった。
子 実守・孫 房季→園池実守~公静の系図
子 宗定(『園池家譜』による。)
子 お須免の方→徳川綱吉~家継の系図
子 桑→松平光長~長煕の系図
子 公屋の娘(2人)〔養父:櫛笥隆賀(→櫛笥隆胤~隆周の系図)〕
園池実守~公静の系図
園池実守【1684-1727】
正三位。
祖父 実卿・父 公屋→園池宗朝~公屋の系図
子 堀河冬輔〔養父:堀河康行〕→堀河康俊~康実の系図
子 実守の息子・子 実守の娘(『園池家譜』による。)
子の夫 滋野井実全(『園池家譜』による。)→滋野井公澄~公麗の系図
子の夫 柳原光綱(『園池家譜』による。)→柳原光綱~光定の系図
園池房季/昭季【1713-1795】〔養子:秀雅(→裏松祐光・光世の系図)〕
権大納言。
妻 松平宣富の娘
妻の父 松平宣富→松平光長~長煕の系図
園池実徳/水無瀬忠成→水無瀬師成~経務の系図
水無瀬家を継いだ。
園池公翰【1765-1836】
権大納言。
妻 櫛笥隆久の娘
妻の父 櫛笥隆久→櫛笥隆望~隆韶の系図
子 西四辻公尹〔養父:西四辻公碩〕→西四辻公碩~公業の系図
子 公翰の娘(4人)(『園池家譜』による。)
園池実達【1792-1850】
正三位。
妻 勧修寺経則の娘
妻の父 勧修寺経則→勧修寺良顕~経理の系図
子 公宣【1821-1847】
母は『園池家譜』による。実は豊岡治資(→豊岡有尚~健資の系図)の子。
子の妻 水無瀬有成の娘
子の妻の父 水無瀬有成→水無瀬師成~経務の系図
孫 実善【1839-1848】
孫 公宣の息子・孫 公宣の娘(2人)(『園池家譜』による。)
子 実達の息子(2人)・子 実達の娘(『園池家譜』による。)
子の夫 風早公紀(『園池家譜』による。)→風早実種~公紀の系図
園池公静【1835-1919】
母は『園池家譜』による。
妻 四辻千賀【1843-1921】
四辻公積(→四辻公韶~公賀の系図)の娘。
子 実康(さねやす)【1857-1928】(『園池家譜』による。)
宮中顧問官を務めた。
子 儀麿・楢麿・子 賀寿(『園池家譜』による。)
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。