このページでは、酒井氏(清和源氏・義国流)・忠恒流の系図を掲載しています。系図は、直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
酒井氏・忠恒流(出羽国松山藩主)の略系図
1 忠恒→酒井忠恒・忠予の系図
3 忠休→酒井忠休・忠崇・忠起~忠恕の系図
5 忠礼→酒井忠礼~忠匡の系図
酒井忠恒・忠予の系図
酒井忠恒(ただつね)/忠朋(ただとも)【1639-1675】
出羽国松山藩主。
祖父 家次→酒井家次の系図
父 忠勝→酒井忠勝~忠真・忠俊~忠盈の系図
妻 牧野忠成の娘
妻の父 牧野忠成→牧野忠成の系図
子 弾正(『華族系譜』による。)
酒井忠予(ただやす)/忠宗(ただむね)【1657-1735】
松山藩主。
妻 溝口重雄の娘
妻の父 溝口重雄→溝口重雄の系図
子 忠英(ただひで)【1701-1736】
子の妻 前田家【?-1751】
前田正甫(→前田利次~利隆の系図)の娘。
子の妻の夫 酒井忠篤→酒井忠国~忠美の系図
孫 忠郷〔養父:酒井忠休〕→酒井忠休・忠崇・忠起~忠恕の系図
孫 忠起〔養父:酒井忠休〕→酒井忠休・忠崇・忠起~忠恕の系図
孫 忠英の息子・孫 忠英の娘(2人)(『華族系譜』による。)
子 忠寄〔養父:酒井忠真〕→酒井忠寄・忠温の系図
子 忠休・孫 忠崇・孫 忠起→酒井忠休・忠崇・忠起~忠恕の系図
子 岩→遠藤胤親の系図
子 大助・清助・子 忠予の娘(『華族系譜』による。)
酒井忠休・忠崇・忠起~忠恕の系図
酒井忠休(ただよし)【1714-1787】
松山藩主。実は酒井直隆の子。
祖父 忠恒・父 忠予→酒井忠恒・忠予の系図
子 忠郷(たださと)【1734-1749】
実は酒井忠英(→酒井忠恒・忠予の系図)の子。
子 水野忠体〔養父:水野忠栄〕→水野忠久~忠朋の系図
子 勝→伊東祐豊~祐真の系図
子の夫 小堀政明→小堀政明の系図
酒井忠崇(ただたか)【1751-1824】
松山藩主。
妻 松平近形の娘
妻の父 松平近形→松平近形~近説の系図
子 粂次郎
母は『寛政重修諸家譜』による。
子・子の夫 忠礼・孫 忠方→酒井忠礼~忠匡の系図
子 忠崇の娘(『寛政重修諸家譜』による。)
酒井忠起(ただおき)/忠躬(ただちか)【1735-1767】
実は酒井忠英(→酒井忠恒・忠予の系図)の子。
妻 溝口直温の娘
妻の父 溝口直温→溝口直温の系図
酒井忠夷(ただひら)
子 八之助・子 忠夷の娘(『寛政重修諸家譜』による。)
酒井忠恕(ただよし)【1777-?】(以下、『華族系譜』による。)
子 忠民
子の妻 酒井形
酒井忠礼(→酒井忠礼~忠匡の系図)の娘。
酒井忠礼~忠匡の系図
酒井忠礼(ただのり)【1779-1821】(以下、『華族系譜』による。)
松山藩主。実は酒井忠順(→酒井忠寄・忠温の系図)の子。
祖父 忠休・父 忠崇→酒井忠休・忠崇・忠起~忠恕の系図
妻 酒井忠崇の娘
妻の父 酒井忠崇→酒井忠休・忠崇・忠起~忠恕の系図
子 忠敏〔養父:酒井忠質〕
子 正誼〔養父:甲斐庄正道〕
子 三陶〔養父:諏訪頼安〕
子 形→酒井忠休・忠崇・忠起~忠恕の系図
酒井忠方(ただみち)【1808-1887】
松山藩主。
妻 奥平昌高の娘
妻の父 奥平昌高→奥平昌高~昌邁の系図
子 森川俊方〔養父:森川俊徳〕→森川俊常~俊方の系図
子 由之助〔養父:小林秀〕
子 洛→酒井忠言~忠経の系図
酒井忠良(ただよし)【1831-1884】
松山藩主。戊辰戦争に敗れ、隠居を命じられた。
妻 大岡晴
大岡忠固(→大岡忠烈~忠貫の系図)の娘。
子 忠盛〔養父:河野権兵衛〕
酒井忠匡(ただまさ)【1856-1911】
松山藩主。藩名を松嶺藩に改めた。
系図について
本サイトの系図は、『尊卑分脈』、『本朝皇胤紹運録』、『系図纂要』、『寛政重修諸家譜』、東京大学史料編纂所のホームページのデータベースで公開されている家譜及び宮内庁のホームページの書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている華族系譜を参照し、各種辞典類等も参考にして作成しています。
あくまで『尊卑分脈』等に参考に作成した結果に過ぎませんので、本サイトに掲げた系図が正しいと主張するものではありません。
系図はおおよそ次の方針で作成しています。
- 系図に描画する人物の範囲について
上記のとおり、系図は直系2親等・配偶者・姻族1親等の人物を目安に作成しています。
下限は『系図纂要』・『寛政重修諸家譜』に掲載された最後の世代を基本としています。 - 人物の表示の区別について
系図では、次の通り背景色を区別しています。
(オレンジ)……天皇
(緑)……『公卿補任』に掲載される大宝元年3月21日以降の公卿
(黄)……江戸時代の将軍・藩主
(水色)……その他男性
(ピンク)……その他女性 - 養子・猶子について
両者を厳格に区別して表記するには力が全く及びませんので、一律「養子」「養父」「養母」と表記しています。
養子は、『尊卑分脈』等で線で繋がれて養子となる人物が表記されている場合、系図にも表示し、二重線で繋いでいます。
一方、『尊卑分脈』等で養子関係が人物の傍らに付記されている場合は、系図内には表示しませんでしたが、別途注記しています。
なお、正室以外との間の子が正室の養子となった場合、系図では実父母との関係のみを表示しています。 - 正室・側室等について
これらを厳格に区別して表記することも、力が及びませんので、「妻」「夫」と表記しています。 - 『尊卑分脈』を基本とした範囲について
『尊卑分脈』に掲載された氏族は、まずは『尊卑分脈』を基本に系図を作成し、それに拠らない部分との境界となる親子関係は赤線で表示しています。